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フル代表選出のブレイク候補生・新潟DF松原健「チャレンジし続ける」

ゲキサカ / 2014年11月7日 11時4分

フル代表選出のブレイク候補生・新潟DF松原健「チャレンジし続ける」

 今季、大分から期限付き移籍でアルビレックス新潟に加入したDF松原健。同ポジションには同年代のライバルがいたが、移籍に迷いはなかった。開幕スタメンを飾ると、その後レギュラーに定着。本来なら9月から10月にかけて開催されたアジア大会に参加するU-21代表の一員だが、Jリーグ各チームから選考できるのは1人ずつという制限があったため、FW鈴木武蔵との兼ね合いで同代表に選出されなかった。しかし、その結果、フル代表に初選出されて貴重な経験を積むこととなり、11月14日のホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に臨むフル代表に再び選出された。「負けたくない」と語るクロスに磨きをかけるだけでなく、フル代表での経験を糧に、21歳の若武者は今後の大ブレイクを狙っている。

――今季の開幕前、大分から期限付き移籍で新潟に加入しました。移籍の経緯を教えてください。
「ユースから育った大分には、6年間お世話になりました。ただ、地元ということもあり、自分の中でも多少甘えている部分があると感じていましたし、今まで大分でやってきたことが、外に出てどれだけ通用するかというのも試したかった。だから新潟から話を頂いたときに、移籍を決意しました」

――年代別代表でも右SBのポジションを争うDF川口尚紀選手がいる新潟への移籍に、戸惑いはありませんでしたか?
「むしろ逆です。自分が苦労するようなところに追い込みたかったし、チームで川口に勝てたら年代別代表でも勝てるんじゃないかという考えもありました。同年代の選手に絶対に負けたくない思いが強かったんです。移籍前に川口と話ですか? いや、してないんですよ。今年1月にオマーンで行われたAFC U-22選手権のときに、川口も初めて僕の移籍を知ったようで、直接は言われていませんが、『何で来るんだよ』と思っていたかもしれませんね(笑)」

――2人はライバルでもありますが、心強い存在でもあったと思います。
「僕自身初めての移籍となりましたが、同年代の川口や(鈴木)武蔵がいてくれたことで、チームにうまく溶け込めたと感じています。それに新潟はサイド攻撃を持ち味にしているチームで、SBもガンガン上がれて、僕の得意なプレーをうまく引き出してくれるスタイルなので、ピッチ上でも迷いなく馴染めました」

――右SBに本格的に取り組み始めたのはいつからですか。
「高校1年の夏を過ぎた頃でした。SBが少し手薄だったので、当時のユースの監督が、運動量があった僕に一度やらせてみようという考えだったと思います。それまではFWやボランチでプレーしていたこともあり、最初は戸惑いもありましたが、タイミング良くオーバーラップして、そこからクロスを上げて得点になった試合があって、それで味を占めた感じですね」

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