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フル代表選出のブレイク候補生・新潟DF松原健「チャレンジし続ける」

ゲキサカ / 2014年11月7日 11時4分

――クロスには相当のこだわりを持っていそうですね。
「クロスの精度や運動量は他の選手に負けたくない部分です。特にタイミング良くオーバーラップしてからのアーリークロスは自分としては得意な形で、第26節名古屋戦(○1-0)のアシスト(後半14分にFW指宿洋史の決勝点をアシスト)は、闘莉王選手に触られはしましたが、自分のイメージ通りの軌道を描いた理想的なクロスだったと思います」

――クロスを上げるときに意識していることは?
「深くえぐって上げるよりも、相手の守備陣形が整う前にGKと最終ラインの間にアーリークロスを入れようとしていますし、チームメイトの一人ひとりの特長を意識した上でクロスを上げています。ディフェンスの位置を見て、そこからチームメイトがどこに走り込んでいるかを確認できたときに一番良いクロスを上げられますね」

――状況によって蹴り方や蹴るポイント、回転のかけ方を変えたりするのでしょうか。
「そこまで繊細なキックはまだできていませんが、最近は蹴る足よりも踏み込む軸足でボールをコントロールするようにしています。踏み込み方によってボールのスピードや質がだいぶ変わって、強く踏み込むと速くて落ちるボールになり、踏み込みを柔らかくするとふんわりと弧を描くボールになります」

――軸足を意識するようになったのは、いつからですか。
「本格的に取り組み始めたのは今季からですね。開幕直後はクロスが全部ニアに引っかかっていたので、コーチやスタッフの方にいろいろと修正をしてもらいました。まずは無理をして回転をかけず、ファーにふんわりとしたボールで良いからニアに引っかかることがなくなるように意識しました。いろいろ苦労しましたが、その練習を続けたこともあり、力まずにうまくクロスを上げられるようになったと思います。そこから自分の形を出していけば良いと指導して頂いたこともあって、名古屋戦くらいからは自分のイメージ通りの場所にクロスを蹴れるようになりました。それまでは全然パッとしなかったけど(笑)、ここ数試合は良いボールを上げられていると思います」

――開幕スタメンを飾り、レギュラーを守っていますが、新潟でここまでできる自信はありましたか。
「全然、自信はなかったです。もちろん他の選手に負けたくない気持ちはありましたが、初めてのJ1でのプレーになりましたし、試練はいくつもあるだろうと思っていました。ただ、一番の試練と考えていた『試合に出る』という試練は越えられましたが、もっともっと自分のプレーの質を上げていかないといけません。残り全試合でスタメンフル出場を目標にしたいし、アシストやゴールもしっかり狙っていき、プレーに安定感が出てきたらもっと良くなると思います」

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