日本vsホンジュラス 試合後の選手コメント
ゲキサカ / 2014年11月15日 20時25分
●DF酒井高徳(シュツットガルト)
「チームと代表では同じ左SBでも違いはあるけど、自分の中では思い切りやれたと思う」
―以前は長友や内田に対して気遅れがあるというようなことを言っていたが?
「以前は代表に入ると“足を引っ張らないようにしよう”とか“マイナスの影響を与えないように大事にサッカーをしなければいけない”とか、受け身になっている自分がいた。でも今は新しい監督になって、失うものは何もないと思ってやっている。やりたいことを出せていることが今までと違うと思う」
―今日のプレーは?
「サイドバックはDFだけど、自分では守備だけではないポジションだと思っている。今日は6点入ったのにアシストも付いていない。FWみたいな言い方になるけど、やっぱり結果を残さないといけないと思っている」
―中盤に遠藤、長谷部、右サイドバックに内田選手が入ってどうだった?
「僕ら若手はまだまだだと思った。もっと若手が頑張っていかないと」
―遠藤が入って中盤がよく連動していたが?
「ヤットさん(遠藤)にはオーラがある。落ち着きもある。(本田)圭佑くんや(香川)真司くんにも落ち着きがあるけど、ヤットさんがいると落ち着くというのはある」
●GK西川周作(浦和)
●GK西川周作(浦和)
―監督には何と言われた?
「監督には『残り10分という短い時間だけど、いつもしっかりやっているから出られるんだ』『残り10分、しっかり抑えてくれ』と言われて出た」
―予定通りだった?
「出る予定はなかったけど、後半残り15分くらいに『ラスト10分行くからな』と監督に言われた。ハーフタイムにもボールを使ってシュートを受けたりしていて体は温まっていたし、頭の中もしっかり整理されていた。良い準備をしているのを監督が見てくれたのだと思う」
―大量リードで余裕もあったのでは?
「今日は監督がミーティングで6-0で勝つと言っていて、実際にしっかり6点取っていたので、1点もやれないという気持ちでいっぱいだった。集中してやった」
―こういう出方は珍しい。今までと違ううれしさもあるのでは?
「見てくれているからこそチャンスを与えてくれたと思っているし、点差が開いているからというのではないメッセージだということを自分でも受け取ったつもりです。個人的にも家庭にお祝い事があって監督もそういうことも考えてくれてピッチに出してくれたというのもあると思うので、ありがたかった」
―初めて代表に招集されてから初出場まで3年くらいかかって、今も、正GKに近づいているけど時間もかかっている。正GKへの距離感を今どう感じている?
「前よりは手ごたえを感じながらやれていると思っているのと、やろうとしているサッカーも所属チームでやっているプレー、自分のプレーを生かせるスタイルでもあるので非常に楽しくやれている。地道ですけど、少しずつチャンスをものにしていきたいなと思っています」
―アギーレさんとのコミュニケーションは?
「返事くらいですけどね。終わった後、監督に(スペイン語で)ありがとうと伝えました」
―ゆりかごダンスもあった。
「1人目のときもゆりかごダンスがあって、前田さんのゴール、しかも埼スタでした」
―麻也が有言実行だったの?
「そうです。僕が決める、奥さんのポイントを上げないといけないって。でも、本当に決めて鳥肌が立ちました。しかも1点目だったし。来いって言ってくれたし、うっちーも呼んでくれたので、しっかりカメラの前でダンスができました。娘にとっても良かったですし、奥さんも一人で頑張ってくれていたので、奥さんにもダンスをささげたいです」
―長女の凜咲(りさ)ちゃんのときは試合の何日前に生まれたのか?
「9月8日なので、試合の3日前です。今回も3日前ですね。予定日は19日だったんですけど、子供の意思で11日に生まれてきて。11月11日って『サッカーの日』って知ってました? 奥さんが調べてくれました。面白いねという話をしていました。自分へのメッセージかなって」
―名前は?
「生まれる段階から考えていました。読み方を奥さんと奥さんのお母さんが考えてくれて、漢字は奥さんが字画を調べて考えてくれました。幸来(サラ)ちゃんです。幸せが来るように。いやぁ、いい名前です。リサも横文字にしたとき、海外でもわかりやすいように。お母さんがずっとリサちゃんとつけたかったようで」
―今日は今までにないアピールにもなったのでは?
「出る前の監督の言葉は、しっかりやっているのを見ているし、お前はできると言ってくれていたので、そこはすごい自信にもなりました」
(取材・文 西山紘平、矢内由美子)
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