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GK山岸のAT決勝ヘッドで山形が磐田を撃破! PO決勝進出を勝ち取る

ゲキサカ / 2014年11月30日 20時47分

GK山岸のAT決勝ヘッドで山形が磐田を撃破! PO決勝進出を勝ち取る

[11.30 J1昇格PO準決勝 磐田1-2山形 ヤマハ]

 J1昇格プレーオフの準決勝が30日に行われ、J2で4位のジュビロ磐田と6位のモンテディオ山形が対戦した。引き分けでもプレーオフファイナルに進出できる磐田は、山形に先制されたが、前半アディショナルタイムに追い付く。そのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム、山形は攻撃参加したGK山岸範宏がヘディングシュート。これがゴールに決まって、山形が2-1で磐田を下し、プレーオフファイナルに勝ち進んだ。勝利した山形は7日に味の素スタジアムで行われるJ1昇格プレーオフ決勝で、J2を3位で終えたジェフユナイテッド千葉と対戦する。

 6試合未勝利の磐田は、23日の札幌戦(1-1)のメンバーからDF森下俊、MF松浦拓弥を変えて、MF田中裕人、MF山崎亮平が先発入りした。一方、26日に天皇杯の千葉戦(3-2)を行った山形は、2選手を変更。DF當間建文とMFロメロ・フランクが先発入りしている。[スタメン&布陣はコチラ]

 11月15日にも同じ会場で対戦している両チーム。その時は2-0と山形が完勝していたが、この試合で最初に決定機をつくったのは磐田だった。前半10分、FW前田遼一のポストプレーから攻撃の形をつくると、左サイドからDF岡田隆がクロスを入れる。こぼれ球をPA内で拾った山崎がシュートしたが、GK山岸範宏の好セーブに遭い、得点できない。

 山形も14分、FW川西翔太のスルーパスからDF山田拓巳がGK八田直樹と1対1になるが、タイミング良く飛び出したGK八田にシュートをブロックされる。磐田は21分にも波状攻撃を見せる。MF宮崎智彦のミドルシュートがGK山岸に弾かれると、こぼれ球に詰めた前田、山崎のシュートも、体を張ったGK山岸の守りに防がれた。

 すると26分、山形は守護神の奮闘に攻撃陣が応える。左サイドから最終ラインとGKの間にボールが出る。これにFWディエゴが詰めると、磐田のGK八田も反応。クリアーしたボールがディエゴに当たって右に流れると、これを回収した山田がクロスを入れる。再びゴール前でボールを受けたディエゴが、ヘディングシュートをゴールに決めて、アウェーの山形が1点をリードした。

 リードされた磐田も前半31分、中盤で細かくボールをつなぎ、山形の守備を崩しにかかるが、山崎のトラップが大きくなったところを、GK山岸に抑えられてシュートを打てない。対する山形は鋭いカウンターで追加点を狙う。38分には右サイドに開いたディエゴから、ゴール前にクロスが出るが、わずかにFW山崎雅人には合わなかった。

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