アジア王者から刺激を受けるFP加藤「もっとやらないと残れない」

ゲキサカ / 2014年12月3日 16時50分

アジア王者から刺激を受けるFP加藤「もっとやらないと残れない」

 フットサル日本代表において、2014年のシンデレラボーイは、FP加藤竜馬だろう。年明け直後の全日本選手権には、バルドラール浦安の2部チームにあたるバルドラール浦安セグンドの一員として出場。そこで印象に残る活躍を見せた加藤は、米川正夫監督がトップチームの監督に就任と同時に、浦安の主力に定着。さらには日本代表にも定期的に呼ばれ、ミゲル・ロドリゴ監督に「今後、チームの中心グループに入れられるか見てみたい選手の一人」と評価されるまでになった。

 静岡合宿、イタリア遠征に続く代表選出となった加藤は、今回、アジア選手権優勝メンバーと時間を共有し、「良い刺激になりますね」と話す。「イタリアのときとは、全然違いますね。あのときは年下の選手も結構いたんですが、今回は(室田)祐希以外は、みんな年上なので。でも、やらないといけないとは思っています」。

 代表選出後、所属する浦安でも自信に満ちたプレーを見せていた。「代表に選ばれだしてから、少しは自信も付きました」と自認する加藤だが、今回の合宿では改めてアジア王者となった選手たちの力も知らしめられた。

「でも、全然、ここでは自分の納得できるプレーがまだまだできていないので、もっともっとやらないといけない。さっきみたいに『もっと声を出せ!』って言われた部分もそうだと思うし、もっとやらないと上にはいっぱいいるので、残れないのかなと思います。やっぱりレベルが高いですよ」。

 そう話す視線の先には、同ポジションのFP仁部屋和弘(大分)がいた。「仁部屋くんの状況判断とか、ドリブルは本当にうまい。練習を一緒にやってみて、試合で見ているときよりも感じましたね。(その技術を)盗みたいんですけど、どうやって抜いているのか分からないんですよね。なんか、うまいんですよね。今度、聞いておきます(笑)」

 少し自信喪失気味の加藤だが、ミゲル・ロドリゴ監督の期待は高い。実際、加藤と室田に対して、繰り返し代表の基本戦術を伝えていたのは、今後に向けた期待ゆえだろう。

 クロアチア戦での招集について、加藤自身は「神戸出身ということもありますし、意識はしています」と言うが、「けど、結果を出さないと」と気を引き締める。「この合宿後のFリーグでも結果を出さないと呼ばれないと思うので、1日1日、頑張っていくだけです」。好選手がそろうアラで、ポジションを得るために、加藤は日々の努力を誓った。

(取材・文 河合拓)

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