最下位徳島とスコアレスドローも、G大阪が9年ぶり2度目のリーグ制覇!!
ゲキサカ / 2014年12月6日 18時16分
[12.6 J1第34節 徳島0-0G大阪 鳴門大塚]
J1は6日、2014シーズンの最終節を迎え、首位のガンバ大阪はアウェーで最下位の徳島ヴォルティスと対戦した。2位の浦和と勝ち点62で並びながらも、得失点差で+7のアドバンテージのあるG大阪にとって、勝てば優勝が確実な一戦に、17,274人が詰めかけた。守備を固めた徳島に対して攻めあぐねたG大阪は、最後までゴールを挙げられずに0-0で試合終了。それでも、2位の浦和、3位の鹿島がともに敗れたため、9年ぶり2度目の優勝を決めた。
ここ12試合未勝利(1分11敗)で、今季のホーム初勝利を目指す徳島は、前節の仙台戦(1-2)から2人を変更。DF村松大輔とMF廣瀬智靖の2選手に代えて、MFエステバンが3試合ぶりに先発出場、またMF衛藤裕が4試合ぶりにスタメン入りして4-3-3の布陣で試合に臨んだ。一方、前節の神戸戦(3-1)に勝利して首位に立ったG大阪は、出場停止だったDF米倉恒貴が先発に復帰。DFオ・ジェソクが本来の左SBに戻し、4-4-2を採用した。
[スタメン&布陣はコチラ]
この試合のファーストシュートは2分、徳島の衛藤が右サイドから中央に入り、ゴールを狙ったがシュートを枠に飛ばせない。その後もG大阪はボールを保持するものの、高い位置まで運べない。逆に徳島は14分にも左サイドからDF那須川将大がゴールを狙ったが、GK東口順昭に抑えられた。
G大阪もFW宇佐美貴史が何度かドリブルでしけ蹴るが、シュートまでいけない。徳島は前半20分にも速攻からシュートで攻撃を終え、CKを得る。その流れから再び那須川がゴールを狙ったが、これもGK東口にキャッチされた。
前半29分、ようやくG大阪にチャンスが来る。PA内のFWパトリックに縦パスが出ると、DFが跳ね返したボールを拾ったMF阿部浩之がDFをかわして左足でフィニッシュに持ち込んだが、シュートは枠を越えて行った。同31分にもG大阪はPA内で米倉がシュートを放ったが、GK長谷川徹のセーブに遭い、決定機を生かせなかった。
その後も前半41分に1本のロングボールから、パトリックがシュートに持ち込むなど、徳島に圧力を掛けたG大阪。しかし、得点を挙げられないまま、前半を折り返した。
G大阪は後半開始から阿部をベンチに下げて、MF倉田秋を左SHに起用、大森を右に移した。同2分には徳島が攻め込み、ゴール前の混戦からDF橋内優也がゴールネットを揺らしたが、ボールを受けた位置がオフサイドポジションにいたため、得点は認められなかった。11分にも徳島はCKの流れから衛藤が強烈なシュートを放つが、左に逸れて行った。
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