最下位徳島とスコアレスドローも、G大阪が9年ぶり2度目のリーグ制覇!!
ゲキサカ / 2014年12月6日 18時16分
その後も徳島が優勢に試合を進め、14分には右サイドからのクロスにFWキム・ジョンミンが合わせたが、GK東口が正面で抑えた。流れを変えたいG大阪は、18分に米倉を下げて、DF藤春廣輝を左SBに入れて、オ・ジェソクを右に移す。後半19分にはCKの流れから、その藤春がミドルシュートでゴールを狙ったが、ボールはクロスバーを越えて行った。同22分にも宇佐美が左から上げたクロスにパトリックが頭で合わせたが、枠を捉えられない。
徳島は後半23分に衛藤を下げて、MFアレックスを起用する。少しずつ流れをつかんだG大阪は、24分にMF今野泰幸の縦パスを受けた宇佐美がゴールを狙うが、これもクロスバーを越える。
守備の集中が切れない徳島は後半27分、高い位置でアレックスがパスカット。キム・ジョンミンとのパス交換からフィニッシュに持ち込むが、左サイドネットに外れて行った。同30分に徳島はキム・ジョンミンを下げて、FW高崎寛之を送り出す。攻め切れない時間の続くG大阪は、32分に宇佐美がPA内でドリブルからシュートを打ったが、これもわずかに枠を越えた。
残り10分を切り、G大阪は最後の交代枠で大森を下げてFWリンスを起用する。徳島陣内でボールを回すものの、良い形でシュートまでいけない。同44分の宇佐美のシュートも、DFにブロックされる。アディショナルタイムのパトリックのヘッドもクロスバーを越えた。
結局、最後まで得点は決まらなかったが、他会場の結果、G大阪が2度目のリーグ制覇を達成し、ナビスコ杯に続く2冠を達成した。一方、ホーム未勝利となった徳島は、12年札幌、13年大分と同じ過去最低勝ち点14でシーズンを終えた。
(取材・文 河合拓)▼関連リンク
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