[特別インタビュー]進化する万能戦士、柏MF秋野「ボランチで勝負したい」

ゲキサカ / 2014年12月11日 11時0分

[特別インタビュー]進化する万能戦士、柏MF秋野「ボランチで勝負したい」

 U-12から柏レイソル一筋で育ってきた生え抜きだ。12年にトップチームに昇格すると、昨季Jデビューを果たし、今季は出場数をさらに増やした。クラブからの期待も大きいレフティーは本職のボランチだけでなくCBをこなし、U-21代表では左SBでもプレーした。さまざまなポジションを経験することでプレーの幅を広げるユーティリティープレーヤーが柏でのレギュラー奪取、そして来年3月に始まるリオデジャネイロ五輪予選に向けて意気込みを語った。

――今季は自己最多となるリーグ戦7試合に出場しました。自身にとっては、どのようなシーズンを過ごせたと思いますか。
「自分のプレーの幅が広がったシーズンだったと思います。いろいろなポジションでプレーできたのはものすごく良い経験になりましたし、U-21代表やJ3を含めると、去年と比べても明らかに公式戦での出場数が増えました。そういう部分を考えると良い1年でしたし、今後、もっともっと結果を残せる選手になれれば、『14年が良い年だったから』と言える年になったと思います」

――ボランチが本職ながらも柏では3バックの左、アジア大会を戦ったU-21代表では左SBでプレーしました。ボランチのときとは意識することも違うと思います。
「ボランチで出場したときは、守備時に相手のボランチをケアすることが多くなります。相手選手は前を向きたがるので、その瞬間にボールを奪うことを意識していましたが、3バックの左で出場すれば、相手FWがボールを受けるときは後ろ向きでもらうことが多いので、前を向かせないことを第一に考えていました。今季は3バックの左での出場が多かったので、後ろからのプレスは勉強になりましたね」

――攻撃面での違いはいかがでしょう。
「攻撃のときはボランチだと360度からプレッシャーを受けますが、3バックの左だと後ろからプレッシャーを掛けられることは少なく、左SBの位置ではタッチラインがあるので180度からしかプレッシャーを受けません。プレッシャーを受けにくいのでビルドアップしやすいし、CBだとパスコースが何カ所もあるので、自分の持ち味が出しやすかったですね」

――持ち味というと左足のキックですね。
「大げさに言うと、相手の背後に素早くパスを出せばすぐにGKとの1対1の状況を作れるし、自分のパス一つで試合の流れを変えられます。一番良い状況にいるチームメイトを自分で選択できるので、プレーしていてものすごく楽しいですね。3バックは4バックと違ってウイングバックが前にいるのでパスコースが多いし、相手SBは僕にプレッシャーを掛けるべきか、ウイングバックにプレッシャーをかけるべきか迷うことが多いので、意外と自由にビルドアップできるんです。ただ正直に言うと、もっとプレッシャーを掛けてほしかったというのがありました(笑)。プレッシャーをガンガン掛けられる難しい状況でプレーした方が、新たな発見があると思うし、自分の成長につながると信じています」

ゲキサカ

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