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[MOM324]仙台大FW斉藤恵太(4年)_明大撃破へ導く、温存されたスピードスター

ゲキサカ / 2014年12月14日 21時4分

[MOM324]仙台大FW斉藤恵太(4年)_明大撃破へ導く、温存されたスピードスター

[12.14 大学選手権2回戦 明治大0-1仙台大 味スタ西]

 満を持しての登場となった。優勝候補の一角である明治大と対戦した仙台大は守備に重心を置いて、まずは失点を防ぐ戦い方を選択した。きっちりと前半をスコアレスで折り返すと、後半開始と同時にFW斉藤恵太(4年=聖和学園高)がピッチへと送り込まれた。

 J3福島入りが内定している斉藤は、初戦の常葉大浜松戦で先発出場を果たしていた。しかし、この日はベンチスタート。斉藤が「『最後までピッチに立っていてほしい』と言われました。延長戦まで戦うことも考えて、守備でスタミナを消耗する前半はベンチからとも言われました」と語ったように、仙台大は後半に勝負を賭けていた。

 そして、後半と同時に登場した斉藤は「自分の持ち味である、背後へのスピードを生かせるようにしようと思っていました」との言葉どおり、右サイドハーフに入ると積極的な仕掛けで縦への推進力を生み出した。前半は守備に追われたチームが、徐々に明治大ゴールへと迫る場面を作り出していく。

 スコアが動いたのは後半19分。右サイドからMF秋葉侑思が送ったグラウンダーのクロスに反応した斉藤が、この試合唯一の得点となる決勝ゴールを流し込む。「あそこに来ると信じていました。パスが自分のところまで通ってきたら、流し込むだけだと思っていたので、そこに突っ込んで行った感じですね」と得点場面を振り返ると、「『入っちゃった』って思いましたが(笑)、それが僕の仕事だと思っているのでメチャクチャうれしかったです」と破顔した。

 優勝候補の明大を下したチームは、16日に関西学院大と対戦する。斉藤は「自分の持ち味を出せるようにすれば、結果はついてくると思っています。明治にも勝てたんだから、気持ちの部分で負けなければてっぺんも取れるはずです」と頂点を目指すと力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)▽関連リンク
第63回全日本大学選手権特設ページ

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