[The New Football]Vol.7:スパイク進化の歴史と未来…自分に最適な一足を

ゲキサカ / 2014年12月18日 14時6分

[The New Football]Vol.7:スパイク進化の歴史と未来…自分に最適な一足を

「すべてはアスリートのために」という理念の下、常に革新的なギアを開発してきたアディダスが打ち出した新たなコンセプトが「The New Football」だ。常に一歩先のフットボールを追求する同社の最先端イノベーションは、スパイクやユニフォームだけにとどまらない。その時代のフットボールの潮流を踏まえ、最新のテクノロジーをあらゆる分野に投入。日本を代表するトッププレイヤーから中高生まで、すべてのフットボーラーが最高のパフォーマンスを発揮するために、アディダスは今後もさらなる革新を追い求めていく。今回はアディダス マーケティング事業本部でスパイク開発を担当する山口智久氏に話を聞いた。

―アディダスが掲げる「The New Football」というコンセプトの下、どのような観点からスパイク開発に力を入れているのでしょうか?
「スパイクに限らず、アディダスブランドとしては『すべてはアスリートのために』という創始者アドルフ・ダスラーの理念の下、製品開発を行っています。その時代を生きているアスリートのために何ができるか。そのためには、現代のフットボールにどんな傾向が見られ、その中でプレーする選手はどんな特徴を持っているのかを常に分析し、同時に選手の声を聞く必要があります。

 現代フットボールの特徴として、あらゆるスキルであったり、フィジカルであったり、さまざまな要素を高いレベルで兼ね備えた選手やチームが求められているということが挙げられます。その集合体としてドイツ代表は2014 FIFAワールドカップ ブラジルで見事優勝を成し遂げました。一つひとつの個性を大事にしながら、チームとしての総合力を高めていく。スパイクに関しても、さまざまな個性を掛け合わせ、総合力を高めてモダンフットボールにつなげていくという意味で、プレイヤーのタイプに合わせた4種類のシューズを展開しています。

 近年はボールスキルが得意な選手、豊富な運動量を特長とした選手、スピードが売りの選手など、個性がより細分化されています。“ノーマルなスパイクを万人に”というより、一人ひとりが持っている武器や個性に合わせ、各選手がパフォーマンスを最大限に発揮できるようなスパイクを提供したいと考えています」

―いつごろから現在の4種類になったのですか?
「1980年代には、現在も続いている『コパ ムンディアル』というシリーズがアディダスを代表するスパイクとして一時代を築いていました。その後、1990 FIFAワールドカップ イタリアにおいて、大会全体でゴール数が少なかったために、FIFAからスポンサーであるアディダスに対し、『もっとゴールが生まれやすいスパイクを開発してほしい』という依頼がありました。それをきっかけに立ち上がったのが『プレデター』シリーズです。コンセプトは『ゴールを奪うためのスパイク』。スパイクの表面にゴム素材を付けるという斬新な発想から生まれました。時代に合わせたシリーズ化という意味では、これが始まりです。

ゲキサカ

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