[特別インタビュー]スターダムを一気に駆け上がったF東京MF武藤(前編)「“負けず嫌い”が自分の支え」
ゲキサカ / 2014年12月25日 16時54分
今季、FC東京に加入したMF武藤嘉紀は開幕スタメンを飾ると徐々に頭角を現し始める。そして、リーグ戦で得点を積み重ねて日本代表デビューを果たすと、全国にその名を知らしめることとなった。激動のようなルーキーイヤーを、武藤自身はどのように感じていたのだろうか――。
――ルーキーイヤーの今季は自身にとって大きな変化のあった1年だったと思います。振り返ってみて、どういうシーズンでしたか。
「本当に1年前、FC東京に加入したばかりのときには想像していなかったような状況になっています。その中で、これだけプレーできたのは自分の想像以上だったと思うし、それ以上に充実していたなと思います」
――1年前に想像していたシーズンは、どういうシーズンだったのでしょう。
「まずはFC東京でレギュラーを取ろうとしていました。1年目だから、し烈なレギュラー争いはありますが、まずはそこで勝ちたいという気持ちでした。そういう目標を持っていましたが、開幕スタメンで出場させて頂いて、次はレギュラーに定着できるようにしようと目標が変わり、一つひとつ目標をクリアしていくことで段々、大きな目標を掲げられるようになったと感じています。Jリーグで結果を残すことによって、日本代表という大きな目標が見えてきましたからね。それが一番、今年掲げた目標の中では大きなものでした」
――サッカー選手である以上、日本代表は目標になると思いますが、1年前に現実的に日本代表になると考えられましたか。
「全然、思ってもいませんでしたし、ルーキーイヤーで入れるわけがないと思っていました。もちろん、やるからには日本代表を目指さないといけないと思いますが、どう考えたって1年目に『日本代表になれる?』と聞かれたら、『なれる』とははっきり答えられないですよ。Jリーグで実績を残して、何年後かにそう聞かれたら話は変わりますが、今年、日本代表になれる自信もありませんでしたし、1年前に『日本代表になる』という大きな目標は掲げていませんでした」
――しかし、ハビエル・アギーレ監督の初陣に見事、初招集されました。日本代表まで辿り着いた一番の要因を、自分ではどういう部分だと感じます?
「自分が掲げた目標をクリアしていくごとに自信がついていきましたし、『本当にうまくなりたい』と思い続けた結果だと思います。どれだけ結果が出ても決して満足することがなかったのが、これだけ一気に環境が変わった要因だと感じています」
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