1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

八百長疑惑に関するアギーレ監督会見要旨

ゲキサカ / 2014年12月27日 20時41分

―450試合のうちの1試合がクローズアップされているというが、サラゴサが残留を決めた試合で覚えていることは?
「450試合どの試合も変わらず、同じように勝ちに行った試合だ。勝つための準備を行い、勝つための交代を行った。非常に密度の高い試合で、相手キーパーが素晴らしいセービングを見せた。こちらの得点は、キーパーが止めることができない素晴らしい2得点だった。その後、1点押し込まれ、試合終盤まで危ない状況だったが、昨日のことのようによく覚えている。両チームとも勝つために戦い、サラゴサのサポーターもバレンシアまで1万2000人駆けつけた。非常に雰囲気のあった試合だった。非常に密度の高い試合で、苦しんだが、最後に勝利をつかむことができた試合だった。私が(サラゴサの監督に)就任してから長い道のりだった。最下位のチームを最終節でその状況まで持っていき、最後に残留を決めることができた」

―この状況がしばらく続くと思うが、潔白を示すために何か努力をするか? アジア杯以降について協会と話をすることは?
「私の努力、力、エネルギーはすべてアジア杯に注入する。サッカー以外のところでは1分も無駄にしたくない。アジア杯が終了すれば、そこからの目標がまたあるので、そこに向かっていきたい。私はメキシコのクラブ、メキシコ代表、スペインのクラブ、そしてアメリカのクラブで仕事をしたが、契約の途中で辞めることは一度もなかった。私はプロフェッショナルで、契約を守る人間だ。今まで関わってきた選手、コーチングスタッフ、クラブの幹部に問い合わせてもらえれば分かると思う。唯一の真実が日々の努力であることが分かると思う。それが試合に勝つ唯一の秘訣だ」

―口座に振り込まれたことは知っているが、それに手を付けなかったのか。あるいは会長に返したのか。それとも振り込まれたことはまったく知らなかったのか。
「繰り返すが、それに関しては司法当局に答えたい。3か月前からしか私のことを知らないから、そうやって繰り返して質問されると思うが、30年間私のことを知っていれば、そういう質問はしないと思う」

―日本では大騒動になっているが、この状況についてはどう考えるか?
「3シーズン前の、とある試合が調査されているという段階だ。その試合に関わっていた36人の選手、監督であった私、プラス4人のクラブ関係者が調査の対象になっている。相手の監督はそのとき出場停止だったので含まれていない。私のことをよく知っているスペイン、メキシコ、アメリカの方々にはこういった質問はされていない。日本では私のことがあまり知られていないということで、このような会見を設け、質問を受けることになったが、私自身は落ち着いている。あとは時間の経過とともに状況を見守っていきたい。あの試合に私は関わっていたので、証言するときには私の視点からどういうことが起こったのかを説明するだけだ。それを説明することによって日本代表の仕事が影響される、時間を取られるということは一切ない。あとは時間が経過するのを待つのみだ」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください