[総体]佐賀学園の注目アタッカー、FW三宮捷が佐賀準決勝でハットトリック!

ゲキサカ / 2015年6月2日 2時30分

[総体]佐賀学園の注目アタッカー、FW三宮捷が佐賀準決勝でハットトリック!

[6.1 全国高校総体佐賀県予選準決勝 敬徳高 0-6 佐賀学園高 佐賀県総合運動場球技場]

 今大会無得点の続いていた注目アタッカーが3得点。決勝を前に復調を印象付けた。佐賀学園高FW三宮捷(3年)は前半からボールスキルで相手を圧倒。相手DFは不用意に飛び込んだらかわされることを分かっていても、三宮のドリブルを止めることができない。警戒される中でもドリブルで違いを見せたFWはPAへ割って入ってシュート、そしてラストパス。前半、自身は無得点に終わったものの、味方が3得点を奪ったことで「落ち着いてプレーできた」という後半に3ゴールを決めた。

 まずは11分、FW中島廉史の左足シュートのこぼれ球を右足で難なく押し込んで待望の今大会初ゴール。さらに14分には右足FKを鮮やかにゴール左隅へ決めて2点目を奪った。すると、直後にピッチサイドの控え部員の下へ駆け寄り、昨年から続けているというクリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンス。「昨日からみんな(自分のパフォーマンスを)パクリ出して。オレのが一番キレイやったですね」とおどけた三宮は17分にも左サイドからDFをわずかに外して右足ミドルを叩き込んだ。「きょう、決めたいという気持ちがあった」というFWは準々決勝までの無得点が嘘のようなゴールラッシュでハットトリックを達成した。

 今年の佐賀を代表するアタッカー。その小学生時代はスピードとサイズを活かした突破が武器だったという。だが、サガン鳥栖U-15唐津時代に「中学校になった時に『それじゃ通用せん』みたいに言われて。相手との駆け引きだったりを教えてもらいました。スピードで抜こうとすると『上げるな!』と。『それでは抜けんことになる』と言われて駆け引きの部分だったり身に着けてきた」。技術を磨き、ナショナルトレセンメンバーにも選出されたほどの実力者はユースチームに進む道もあったが、佐賀学園へ入学して全国を目指してきた。

 チーム一のテクニックで攻撃をけん引する三宮について、北村普浩監督はその練習姿勢も賞賛する。「あの子は練習態度も一番です。愚痴ひとつ言わんで、何のトレーニングも一生懸命です。周りも彼を追い越すために一生懸命にやってくれる」。チームに好影響も与えているエース。技術を活かしたドリブルでDFを抜いても「決められなかったら意味はない」という三宮は、決勝で対戦する佐賀東を「強いっす」と認めながらも勝利を譲るつもりはない。「1点取ってそこからガッと行けば行けると思う。自分たちがしっかりやれば負けることはない」。07年の総体を最後に全国舞台から遠ざかっている佐賀学園を今年こそ、全国へ導く。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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