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[総体]1年生FW白井が大仕事!名門・清水商の伝統受け継ぐ清水桜が丘が開校3年目で初優勝!:静岡

ゲキサカ / 2015年6月8日 6時41分

[総体]1年生FW白井が大仕事!名門・清水商の伝統受け継ぐ清水桜が丘が開校3年目で初優勝!:静岡

[6.7 全国高校総体静岡県予選決勝 清水桜が丘高 2-0 浜松開誠館高 エコパ]

 平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技静岡県予選は7日に決勝を行い、清水桜が丘高が1年生FW白井海斗とMF杉本隼主将(3年)のゴールによって、浜松開誠館高に2-0で勝利。名門・清水商高の伝統を受け継ぐ清水桜が丘は13年4月の開校から3年目で初の全国大会出場となった。

 清水商で3度の全国高校選手権優勝、4度の全国高校総体優勝、5度の全日本ユース選手権優勝を成し遂げている清水桜が丘の大瀧雅良監督は「ずっと決勝までは来る訳だけども、そこからもうひとつ山を登るのが難しい。まさに2度と勝てないかなと。勝つ方の気持ちは味わえないかなと思ったけれど、今年の子たちは頑張る」と選手たちを讃えた。清水桜が丘開校後の13年度選手権予選決勝、14年度総体予選決勝と静岡のファイナルまでは来ていたが、いずれも準優勝で全国への第一歩を踏み出すことはできていなかった。それが今年は新人戦で準々決勝以降の3試合連続延長戦で勝利して優勝。そしてこの日、「頑張る子たち」はまた歴史を塗り替えた。「新しいページをつくるんですね。後ろを振り返ってもしょうがないから。前を向いてどういうページに書き込んでいくかということですから、大きいですね」と名将も素直に清水桜が丘の全国初進出を喜んでいた。

 試合はまさに「頑張りの勝負」。今大会無失点で初の決勝へ勝ち進んできた浜松開誠館、そして清水桜が丘もともに再三訪れた空中戦、そして地上戦で体を張り続けて一歩も引かない。清水桜が丘は4バックが奪ったボールをダイレクトで前線へ入れ、「来た時はこぼれ球つくれるように壊せればいいかなと。どんどん前に向かっていく姿勢が持ち味です」という最前線のFW山田柊斗(3年)が競り合って味方へのセカンドボールを生み出そうとする。一方、浜松開誠館は前線のFW中川諒真(3年)やFW鈴木理久(2年)がダイレクトでボールを落とし、そこからスピード、パワーを活かした攻撃。だが、清水桜が丘のCB大森圭一郎(3年)やCB石井智大(3年)が空中戦、そのこぼれ球の攻防で負けない姿勢を見せれば、浜松開誠館もCB山下隼輝主将(3年)を中心とした3バックがロングボールを跳ね返し、中盤ではMF大場正輝(3年)とMF永田陸(3年)が怖れることなく球際で厳しいチェックを繰り返すなど簡単には穴をつくらせない。

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