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現役高校生必見!!ユニバ代表・神川監督が語る、「進路は高2から…」

ゲキサカ / 2015年7月1日 22時41分

現役高校生必見!!ユニバ代表・神川監督が語る、「進路は高2から…」

 ユニバーシアード日本代表を率いる神川明彦監督(明治大総監督)がゲキサカの取材に応じ、「大学サッカー」について語ってくれた。大学サッカーに向いている人とは?進路選択で重視するべきポイントは?地方の高校生は関東や関西に出てくるべきか? 大学進学を目指し、その先もトップレベルでプレーを続けたい現役高校生選手は必見の内容だ。オープンキャンパスなども行われる夏休みを前に、今一度進路について考えてみては。

 神川監督は、2004年から2014年まで明治大で監督を務めてきた。今季からは総監督という立ち場でチームを見守っている。2012年にはJFA公認S級ライセンスも取得。これまでには日本代表DF長友佑都(インテル)を指導してきたほか、MF山田大記(カールスルーエ)やMF三田啓貴(F東京)など、多くの人材を輩出してきた。多数の選手を育成してきた指揮官に大学サッカーについて聞いた。

―最近ではプロから声がかかっていても、大学進学を選択する選手も出てきました。大学サッカーに向いている選手はどのように考えますか?
「基本的にはどんな環境でも自分自身の見据えた目標に向かって、日々をコツコツと積み上げられる人。これが大学サッカーに向いている人だと思います。ハッキリ言って、環境は整っていないし、指導者のレベルも高いか低いか見えないところもある。当然、本業である学業もやらないといけないというなかで、受身だったり、自分の目標を見失いがちな人はやめたほうがいいと思います」

「誰も手を差し伸べてくれないし、大学サッカーは自分でキャッチし続けるしかない。注目もされないし、卒業もしないといけないなかで、しっかりとやれる自信があるという選手は選べばいいと思う。でも、24時間サッカーだけをやっていたいんだという選手はプロへいった方がいいですね」

―大学というのはサッカーのためのクラブではなく、あくまで部活という立ち位置になります。
「僕は大学サッカーは無くてもいいカテゴリー、必要不可欠なカテゴリーではないと思っている。基本的に大学という高等教育機関で高い教育を受けたい、かつスポーツに勤しみたいという子は大学サッカーをやればいいと思う。大学は学ぶところで、サッカーをするところではないので。僕のその考え方は昔から変わっていないです。だからこそ、ユニバーシアード代表でも、サッカーのことは話しますけど、それ以外の周辺の“ものの考え方”も徹底して話しています」

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