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東アジア杯メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年7月23日 23時0分

―Jリーグへの要望があれば。
「霜田委員長と私でJ1・J2の強化担当者会議に参加し、彼らの前で話をした。まずは感謝した。Jリーグの方々に心の底から感謝した。そのうえで正直に話した。日本のフットボールはもっと違うレベルに行けますよと。たくさんのことを向上させよう。そして現代フットボールを見てほしいという話をした。

 まず球際のパワーのところ。そしてゴール前での効率、効果性。得点者を見つけるということ。それを向上させるトレーニングをしないといけない。現代フットボールはかなり速くなっている。デュエルはかなり激しくなっている。チームはオーガナイズされていて、それに適応したチームが勝つ。勝つチームには何かがある。違いを見せつける選手が含まれていることもある。特に得点を取るというところではそうだ。バルセロナやレアル・マドリーも、メッシとクリスティアーノ・ロナウドがいなければまったく違うレベルのチームになってしまうと思う。我々も違いを見せつける選手を探さないといけない。

 そのためにリーグの方々に『協力していきましょう、そして私を助けてほしい』と話した。この大会にはトレーニングなしで行かないといけないという話もした。彼らも私と同様に、リーグのカレンダーには意見を言いたいのではないかと思う。国内組で合宿をしたいという話もした。同意しないクラブもあると思う。ただ、(5月の)ミニ合宿で我々は完璧な仕事をしたと思っている。いろんなテストもしたし、ミニ合宿は大成功したと思っている。合宿の最後には、義務ではなかったのに全選手が私のところに来て話す機会をつくってくれた。たくさんの選手が『A代表でプレーしたい』と言っていた。彼らには野心がある。

 彼らにより良い環境を与えてあげたい。大きな仕事は自分のクラブでしないといけない。彼らがリーグの中、クラブの中でもっともっとトレーニングできる環境を整えてあげたい。私は批判するために、ここに来たわけではない。助けるために来ている。私が期待しているのはJリーグがより良いレベルになること。特にプレーのスピード、球際で戦う意識を上げていきたい。

(司会が質問を打ち切ろうとしたが)あと2つ、いいですよ。長い間、みなさんに会いたかったので、この時間を有効に活用してください」

―選手を発見することとカップを勝ち取ることは両立できるのか?
「まず大事なのは結果。結果を探しに行く。そのうえで新しい選手が見せつけないといけない。A代表の結果が最も大事だ。向こうで勝つことができたらかなり良いことだが、中国のグラウンドのことも考えないといけない。おそらく中国、北朝鮮との試合は普通の試合にならないと思う。政治的な要因も入ってくるのではないかと予想している。私はそこに何の関係もないが、彼らは日本に対してものすごく敵対心を持っている。彼らは100%以上のモチベーションで戦ってくると思う。

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