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東アジア杯メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2015年7月23日 23時0分

―東アジア杯で一番試したいことは?
「まずは選手を発見したい。日本代表の『Aチーム』に50%ほどの国内組が入ってくると予想している。次の『Aチーム』の合宿に向けて、だれが効果的なプレーをしてくれるかを見たい。もちろん、チームも向上させたい。常により良い可能性を探っていく。3つのシステム、3つのオーガナイズに応えることができる選手を選んでいる。

 今回の中国では、ちょっと特別な環境も用意されている。アウェーの試合になるので、メンタル面で強いものを見せないといけない。この場を借りて、メンタルのトレーニングにしたい。3つの対戦国は我々に対してかなりの敵対心を持っていると思う。彼らにしっかり対抗できる選手を見つけ、次の9月の合宿に連れていける選手かどうかを見定めたい。

 どんなクオリティーを中国で見せつけられるかはまだ分からないが、まず申し上げたいのは、タクティクスの練習を一回もできずに出発するということ、そしてグラウンドが本当にひどい状況だということだ。現地のそういった環境も踏まえて、どんなシステムが必要か、どんな選手がプレーできるのかを見定めないといけない。選手はかなりモチベーションが高い。太田と(柴崎)岳には直接電話をして話したが、『ケガがあったとしても、向こうで日本代表としてプレーしたい』と。このような選手の気持ちが大事。彼らの100%を見せつけてくれると思う」

―選手に「見せてほしい」プレーというのは?
「すべてを見せないといけない。特に最初の1試合目で勝つために見せないといけないことがある。特にメンタル面。アウェーで勝つのは難しい。昨日、一昨日にかけて中国と北朝鮮の試合を見たが、デュエルはかなり激しい。フィジカルの戦いで彼らに対抗しないといけない。テクニックのクオリティーはある程度見せることができると思うが、グラウンド状況も関係してくる。タクティクスに関しては、勝つためのトライをする。FWを多く呼んでいるが、毎試合、勝つためにトライしようと思う。

 ケガがないことを願っている。リーグが終わった直後に、このような連戦で、しかも移動もある。50人のリストの中の20%がケガをしたと話したが、なぜこんなにケガをしたのか、疑問に思わないといけない。これは多いと思う。向こうの環境にしっかり適応しないといけないし、3試合を短い期間でこなすことになるので、できるだけ多くの選手を使わないといけない。一人の選手が3つの試合に出るのは難しい。特に中盤と前線は頻繁に変えないといけないのかなと思っている。おそらく多くの選手がチャンスをつかむと思う」

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