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自身へのチャントを喜ぶモウリーニョ「選手たちに向けて歌って欲しいが…」

ゲキサカ / 2015年9月17日 9時26分

自身へのチャントを喜ぶモウリーニョ「選手たちに向けて歌って欲しいが…」

[9.16 欧州CLグループリーグ第1節 チェルシー 4-0 M・テルアビブ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日、グループリーグ第1節2日目を各地で行った。G組のチェルシー(イングランド)はホームでマッカビ・テルアビブ(イスラエル)と対戦し、4-0で快勝した。

 本拠地であるスタンフォード・ブリッジにはジョゼ・モウリーニョ監督へ向けての“チャント”が鳴り響いていた。試合後、クラブ公式サイトによると、指揮官は「チャントは選手たちの支えになる。“チェルシー”や“イングランドチャンピオン”という言葉、そして選手たちの名前がスタンドから聞こえてくるのは心強い」と言うと「チャントは(私にではなく)選手たちに向けて歌ってほしいが、それでも今日のチャントは嬉しかった。ブーイングをされるよりも気分がいい」と微笑んだ。

 この日の一戦。前半5分にMFウィリアンがPA内で相手GKに倒されてPKを獲得した。先制のチャンスだったが、MFエデン・アザールのシュートはクロスバー上方へ外れていった。

 それでも落ち込まないチェルシーは前半15分にウィリアンのシュートで先制すると、同アディショナルタイム2分にはこの日2度目のPKを獲得。MFオスカルが冷静にGKの逆を突き、2-0に突き放した。後半13分には途中出場のFWジエゴ・コスタが右足ボレーを決めると、同33分にはカウンターからMFセスク・ファブレガスが4点目を流し込んだ。

 PK失敗で幕を開けた一戦で、しっかりと4-0で勝ちきったチェルシー。モウリーニョ監督は「PKの失敗は逆境における姿勢を試す良いチャンスになったんじゃないかな。試合中はレッドカード、PK献上、失点、不運、怪我など様々なことが起こりうる。ネガティブな事態が起きた時の選手たちの対応は見事だったよ」とコメント。

「今日のチームにはメンタル的に充実していたし、覚悟があった。内容、結果ともに満足だ」とチームを称えた。

●欧州CL15-16特集
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