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[大学選手権]明治大が和泉、藤本らプロ内定組の活躍で中京大に3発快勝

ゲキサカ / 2015年12月10日 23時34分

 1-0で折り返した後半も、明治大の優位は揺るがなかった。後半14分に右から差波が上げたクロスを後半から左サイドへポジションを変えていた瀬川が、しっかりとミートしたダイレクトボレーでゴール右上にたたき込んで追加点を挙げた。

 後半21分には縦パスを受けた瀬川の横パスを藤本が狙い、ポスト直撃のシュート。途中出場のMF道渕諒平(3年=仙台ユース)、MF三苫元太(4年=福岡U-18)らがドリブルで力強くシュートへ持ち込む場面もあり、リードをしても攻め手を休めずに強さを示した。

 そして終盤の後半32分には藤本が右から中央へと切り込んでPKを獲得。交代した和泉からキャプテンマークを受け取っていた山越がきっちりと決めてダメ押しの3点目を奪った。中京大は最終ラインで1年生のDF村瀬大地(1年=岐阜工高)らが体を張り、青木のロングパスを起点にハイサイドを狙ったが、シュートへ持ち込むことができず、1点を返すには及ばなかった。

 隙のない強さを見せつけた明治大のDF山越は「守備では相手の9番(水野翔)に入れて来るボールをしっかり跳ね返すことと、あとは10番(橋本)が上手いので、ボランチがマークするか、僕たちCBがマークをするかを話しながら対処して、うまく出来ていたと思う。昨年は初戦で負けているので、初戦が一番大事だと認識して臨んだ。先制できて落ち着くことができたし、ミスがあった所は課題だけど、まずは初戦を失点ゼロに抑えて3点取って快勝できて良かった」と試合を振り返った。

 目標は、あくまでも優勝。夏の総理大臣杯は決勝で敗れて悔しい思いをしているだけに、この大会にかけるチームの思いは強い。まだ初戦を勝っただけと言わんばかりの雰囲気が本気度を感じさせる。明治大は、13日に行われる準々決勝で順天堂大(プレーオフ)と対戦する。

(取材・文 平野貴也)●第64回全日本大学選手権特集

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