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福岡J1昇格の勢いを五輪予選へ…亀川「周囲の厳しい目をモチベーションに」

ゲキサカ / 2015年12月17日 11時3分

―今季はリーグ戦38試合に出場するなど飛躍のシーズンになりました。
「この世界は試合に出てナンボだなと改めて感じました。あとは試合に出ることで責任感が増しました。自分自身、アビスパに来る前の3年間は、試合に出たり出なかったりだったので、出ない人の気持ちもすごく分かる。その人たちの気持ちを背負わないといけないと思ってプレーしています。でもゴールがなかった。シーズン中はアシストも1回だけでしたし、目に見える結果を出すことは出来なかった。そこが課題かなと思います。自分の中では全く満足は出来ていません」

―ただ、すぐにチームに馴染めたことは大きかった。
「アビスパというチームがすごくコミュニケーションが取りやすいチームだったことが大きいです。個人的にはグイグイ行くタイプではないのですが、そこに関してもすぐに行けたので。それはチームのみんなに感謝しています。来年についてはいろいろ話し合っている状況ですが、福岡に残るにしても、湘南に戻るにしても両方J1なので、しっかり考えたいです」


周囲の厳しい目をモチベーションに

―いよいよ、リオデジャネイロ五輪最終予選(AFC U-23選手権)が来月13日から始まります。率直な今の心境は?
「初めて代表に選ばれた時からオリンピックに行くというのは大きな目標でした。いつもはアビスパというチームを背負ってますけど、次はもう一つ大きな国を背負わないといけない。でも楽しみたいという思いは日に日に高まっています。メンバーに選ばれるという可能性がある以上、絶対に狙わないといけないと思っています。そこで活躍することが出来れば、個人的な大きな財産になる。そこは自分の中で大きな目標です」

―中東・カタールでの戦いというのもポイントになります。
「中東には何回か行っていますが、やはり熱さは毎回感じるところです。環境面もそうでし、食事の面でも日本は恵まれてるなと感じます。ただ遠征を重ねるたびに経験が積み上げられているので、そこに関しては慣れが必要かなと思います。それよりも、いかに日本の特長が出せるかだと思っています。連携の部分はある程度出せると思っているので、心配はしていませんが、やはり勝負を分けるのは気持ちの部分だと思います。精神面が海外の選手には劣ってしまう部分があると感じます。そこは個人個人の問題だと思うので、それぞれが自覚を持たないといけないと思います」

―ただ、J3での戦いや練習試合でも思うような結果が出せていない代表に心配の声も多いです。
「そうですね。記事とかでもいろいろ書かれている通り、周囲の目が厳しい。でもみんなそういう目を覆そうと、プレッシャーに感じるのではなく、モチベーションにしているというのはあります。単純なことで、勝つ負けるで評価されることだと思います。どれだけ綺麗にやろうとしても負けてしまえば意味がないですし、どれだけやられても1点取って勝てば勝ちだと思います。結果だけを求めないといけない。手倉森誠監督も気持ちの部分でやらないといけないというのはよくおっしゃっている。そのためにも気持ちを見せないといけないなと思っています」

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