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[選手権]「思い出にする大会じゃない」初出場校、明秀日立が通算57勝の名門・四中工から全国初勝利!!

ゲキサカ / 2015年12月31日 19時59分

 迎えた後半28分、明秀日立は右サイドの深い位置へ押し込むと、SB秋山峻耶(3年)、伊藤とテンポよく左へ繋いでDFを外し、最後は交代出場の小磯が左足でゴールを破った。反撃する四中工は33分に交代出場のMF寺尾憲祐(2年)が右サイドを突破し、その折り返しを小林が右足シュート。さらに1分後には森島からのパスを中央で受けた小林が左前方へ運んでから左足シュートを打ち込む。だがGK頭上を突いたこの一撃はGK宮田がファインセーブで阻止。四中工は35分にも右CKをファーサイドのCB舘幸希(3年)が頭で合わせるが、負傷明けのCB石川慶人主将(3年)を投入して守りを固める明秀日立はここでもDFがゴールライン上でクリアしてリードを守り切った。

 試合終了の笛が鳴り響くと明秀日立イレブンは両腕を突き上げてガッツポーズ。小磯は「浅野(拓磨)選手の代で準優勝しているし、対戦決まった時は正直ビビっていました」と振り返ったが、その名門に名前負けすることなく堂々と戦い抜き、白星を勝ち取った。吉田は「マジで嬉しかったです。勝因は一人ひとりがやるべきことをやることできたから。みんな勝つつもりでいたので、勝てると思っていたので、良かったです」。選手権初出場で満足することなく、セットプレーやクロスからのゴール前の攻防で激しくぶつかり合って競り勝つことなど、全国大会で強豪に勝つためにこだわってやってきた。そして勝つために戦って掴んだ白星。桜井は東京の強豪・國學院久我山高と戦う2回戦ヘ向けて「最後まで前から行ければいい。そこが持ち味なので」。臆することなく戦い、また白星を掴む。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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