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「日本代表のド真ん中に」宇佐美貴史が語る進化と未来像

ゲキサカ / 2016年1月8日 8時33分

―この経験をどう生かしていきますか?
「シーズンが始まる前から、こういうシーズンになることを見越して準備することですね。今年は年間で70試合近くこなしましたが、それより(試合数が)減ることはあっても、増えることはないと思うので。それぐらいあると思って体を作っていく、そういう想定の下に日々を過ごしていくだけでも全然違ってくると思います。シーズン前から自分のコンディション、自分の体と向き合っていくことが大事ですし、シーズン中の過ごし方や体のケアもより意識する必要があると思います」

―ヨーロッパのトップクラブも同じように過密日程を戦っていますね。
「ヨーロッパの場合、ターンオーバーをするクラブも多いですが、僕はそれぐらいの短いスパンで試合をしたいと思うタイプですね。疲労があっても、体がきつい中でも、爆発的な結果を出していくというのが理想なので、むしろそれに体を慣らしていきたいですね」

―日本代表のハリルホジッチ監督からは『体脂肪率を落とせ』という話もありましたが、1年を通して取り組んだ肉体改造の成果はいかがですか?
「体重も落ちましたし、体脂肪も落ちました。ただ、それをシーズン中にやるのは賭けというか、タブーなのかなとも思います。本来であれば、シーズン途中でそこまで劇的に変えるということはしないほうがいいと思いますし、そこもパフォーマンスに影響した部分はあったのかなと。でも、ようやく自分の体も落ち着いて、今は来季へ目を向けていますし、継続して取り組んできたおかげで、自分の体のベースとなるものを少なからずゲットできたことは、来季につながるのではないかと考えています」

―ハリルホジッチ監督の下で日本代表デビューも飾り、ハリル体制下での全13試合に出場しました。日本代表に定着して、あらためて感じたことはありますか?
「もっと成長しないといけないなと。もっと成長して、代表の中でもっとド真ん中にいられるようにならないといけないなと思いますね。そのためには日程がどうであれ、コンディションがどうであれ、常に結果を出さないといけない。ある種のプレッシャーを抱えながらサッカーをすることは自分の身になっていると思いますし、メンタル的な面でも良い経験になっていると思います」

―香川真司選手や本田圭佑選手らが長く日本代表を引っ張っていますが、日本代表における世代交代についてはどう考えていますか?
「超えていかなきゃいけないし、超えていけるとも思っています。すべてが自分次第だと思うので、自分のクオリティーとポテンシャルを発揮できれば、確実に超えていけるという自信はあります。世代で考えたことはないですが、僕より若い選手もそう思えば良いと思いますし、自分は自分がどう超えていくかしか考えていないです。他の選手のことを考える余裕もないですし、考えるつもりもないですね」

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