内田がU-20W杯目指すU-19代表候補を激励!!「誰がどこで見ているか分からない」世界経て次のステージへ
ゲキサカ / 2016年3月8日 21時4分
世界で自身の存在を示し、戦ってきた先輩の言葉が若き才能たちを刺激した。都内で合宿中のU-19日本代表候補は8日午後、GKを入れての8対8や6対5+GKのオフェンス・ディフェンスなどのトレーニング。今年10月にU-20W杯アジア最終予選(AFC U-19選手権バーレーン2016)を戦うU-19代表候補の選手たちは意欲的に汗を流していた。そのU-19代表候補を現在リハビリで帰国中の日本代表DF内田篤人(シャルケ)が激励。トレーニングをピッチ脇、スタンドから見つめた内田はトレーニング終了後、清水東高の先輩でもある内山篤監督率いるチームの前に立ち、メッセージを送った。
年代別日本代表の後輩たちの視線を浴びる中で口を開いた内田は、半数以上がプロの選手たちに対して必要以上に語るのではなく、短めの言葉で世界へ出て行くことの重要性を語った。そして自身がケガを負った膝を大事にすることと「頑張れ」という言葉を微笑みながら伝え、選手たちと記念撮影も。練習会場を後にした内田は「(世界)大会ひとつ逃すと変な意味、スカウトの目もなくなっちゃう。誰がどこで見ているか分からない。そういう先のことを考えても(世界大会に)出ていた方がいい。世界を見るのもそうだし、世界に出ていくためにもU-20ワールドカップには出ていた方がいいと思います。きょう手倉森さんも見に来ていましたけれども、(U-)23への道もあるし、いいね、若いって。可能性は無限大ですよ」。この日はリオデジャネイロ五輪への出場権を獲得しているU-23日本代表の手倉森誠監督もU-19代表候補合宿を視察。彼らには自分次第でチャンスを掴む可能性がいくらでもある。
内田は清水東高時代、静岡県選抜の一員として国体に出場したものの、所属チームでは激戦区・静岡を突破することができず、全国高校選手権や全国高校総体には一度も出場することができていない。それでも年代別日本代表の右SBとして多くのスカウトの視線を浴びたことでまた評価を高め、争奪戦の末に鹿島へ進むことを決めた。そしてすぐに名門クラブでスタメン起用されたDFは年代別日本代表としても06年のAFCユース選手権(現AFC U-19選手権)に出場。世界切符獲得に貢献し、翌07年のU-20W杯にもU-20日本代表として出場してベスト16入りを経験している。その後、鹿島、日本代表不動の右SBとして、ドイツの強豪・シャルケの主力として戦ってきた。
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