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日本vsシリア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年3月28日 20時47分

日本vsシリア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

 日本代表は28日、試合会場の埼玉スタジアムで公式練習を行い、29日のW杯アジア2次予選・シリア戦に向けて最終調整した。練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席した。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「我々の決勝戦だと思っている。このグループで一番強いチーム同士が対戦する。ファイナルということは、勝たないといけないということだ。簡単な試合ではない。間違いなく得点率の高いチームと対戦する。リアリストなチームだ。何かを成し遂げるために日本に来ると思う。彼らの誘いに乗らないようにしないといけない。彼らはリズムを壊しにくる。そういう罠にかからないようにしないといけない。シミュレーションもしてくるだろうし、演技もしてくるだろう。レフェリーがそういうシチュエーションを理解してくれることを望んでいる。そういうことがフラストレーションにならないようにしたい。我々もこのようなことをコントロールしないといけない。選手にも警告した。真剣に真面目に準備しようと。昨日はかなり良いトレーニングができた。最終戦に向けた準備ができていると思う」

―明日の試合のテーマは?
「勝つということが大前提だが、他の目的ももちろんある。あまりしゃべりたくはないが、失点しないことは目的の一つになる。勝利が大前提で、美しく終わることが大事だ。つまり2次予選のグループ1位が大前提で、その次を考えないといけない。国内で2試合連続で試合をするが、2試合連続で勝つことは簡単ではない。少し引っかかってほしくない罠も小さいものがある。しかし、私が楽観的でいられるのは、昨日のトレーニングで選手たちが丁寧さと強度を見せてくれたからだ。昨日のようなトレーニングを明日の試合で出してくれれば、私は楽観的でいられると思う。

 もう一度言うが、罠に引っかからないように、シミュレーションに引っかからないように、そして無駄なファウルをしないようにしないといけない。相手のキーパーは必ず演技をしてくる。リズムを壊しにくる。その準備をしないといけない。罠もあり、クオリティーもあるチームだ。我々より得点能力は高い。我々より得点を多く取っているからだ。リスペクトして戦わないといけない」

―中盤をダイヤモンド型にした4-4-2にどのようなメリットがあるのか? 将来的に採用する可能性は?
「各オーガナイズに長所と短所がある。それはどのような選手を使うかによって決まる。人々を楽しませるために新しいオーガナイズを試したわけではない。何人かの選手を試したい、何人かの選手を疲労回復させたいという状況があったからだ。これまではずっと3トップでやっていたが、前回は2トップにした。我々のグループにいる選手を使って、いろんなリスクも取りながら、真ん中の選手がどんな組み合わせになるかをトライした。しかし、どのようなシステムであっても時間が必要だ。良いものもたくさん見られた。4-4-2のシステムでは、近くにいる2人の距離の関係が真ん中でもサイドでも大事になる。それをホワイトボードで書くのは簡単だ。明日はまた変更がある。もしかしたら新しいオーガナイズをまた見せるかもしれないが、我々の受け持っている選手の長所を使ってオーガナイズをつくっているということだ」

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