1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

キリン杯日程発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年4月13日 21時54分

―キリン杯はW杯アジア最終予選の対策になるか?
「オーストラリアが少しデンマーク、少しブルガリアという形だ。オーストラリア対バーレーンの試合を見たが、サイドからセンタリングを使ってというプレーをしていた。ケーヒルが常にそれに合わせてくる形だ。さらにブルガリアのようなアグレッシブさも持っている。特にアウェーではそうだ。オーストラリアは若手も台頭している。空中戦もかなり強い。そういったことも考えて招待した。いろんなスタイルを持ったチームを呼びたいと思った。テクニックに偏っているチーム、デンマークのような空中戦に強いチーム。そして、アグレッシブさを持っているブルガリア。そういったことがオーストラリアとやるときの準備になる。イラクもそうだ。

 UAE、サウジアラビアは少しテクニックに傾いているチームだと思う。タイもホームでやる試合はデュエルが大事になる。特にアウェーに行ったとき、そのアグレッシブさ、荒々しさに我々が対応できるか。日本代表の監督をやる前から印象があるが、デェエルに対して日本チームはあまり強くないという話も聞いていた。そうした分析をもとに選手を刺激している。イランとアウェーで試合をしたが、そういう試合が待っているという認識のためだ。彼らのアグレッシブさに我々のアグレッシブさがどう対抗していけるかを見たい。前回の合宿でも我々のアグレッシブさに関してもっともっとレベルを上げていかないといけないと選手には話した」

―欧州勢相手に新しく試したいことはあるか?
「私たちの認識では、ヨーロッパのほうがアジアよりもレベルが高い。まったく違うスタイルでやってくる。しかし、次の準備のためにこれを有効に使いたい。それを我々のホームで試せる。彼ら(キリン杯の相手)にはかなりの経験がある。ホームでやろうが、アウェーでやろうが、彼らには関係ない。彼らは自分たちのスタイルを貫き通すと思う。彼らは高いレベルのリーグ戦を常にやっている。スタジアムを満員にしようが、相手はプレッシャーに感じないと思う。それが我々にとって良いテストになる。ここで自信を付けないといけない。勝つ文化を身に付けないといけない。我々が仕掛けにいかないといけない。

 最終予選は2次予選とはまったく違って難しい。第2段階に入っている。W杯本大会はまったく違ういろいろなチームが来る。五輪も4年かけて準備するが、まったく同じことだ。我々にとってキリン杯は素晴らしいテストになる。相手をリスペクトしながらも自分たちに自信を持たないといけない。そして2試合、勝ちにいこうと話している。強豪国が勝つとは限らない。チャンピオンズリーグでも第1戦でレアルが負けた。パリSGはマンチェスター・シティより強いと言われていたが、負けてしまった。常に勝ちたいと思う気持ち。それが代表チームにとっては必要不可欠だ。全選手がどのチームにも勝てるという気持ちを持ってほしい。私の経験をもとに選手にも『すべてが可能だ』と話している」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください