「朝、監督から電話がかかってきて…」仙台DF大岩、急造の最終ラインで奮闘
ゲキサカ / 2016年5月4日 18時20分
[5.4 J1第1ステージ第10節 川崎F1-1仙台 等々力]
急造の最終ラインで最少失点に食い止めた。ベガルタ仙台は左サイドバックのDF石川直樹が出場停止。さらにここまで全9試合にフル出場していたDF平岡康裕が急きょ欠場した。
遠征には帯同していた平岡について渡邉晋監督は「今朝、ホテルで体調不良ということを聞いて、仙台から榎本(滉大)を呼び寄せた」と説明。本来は右サイドバックのDF大岩一貴がセンターバックに回って平岡の穴を埋め、DF蜂須賀孝治が右サイドバックで先発した。
蜂須賀、石川に代わって左サイドバックに入ったDF二見宏志はともに今季初先発。大岩とDF渡部博文が組んだセンターバックを含め、最終ラインは事前に連係を確認することができないまま、ぶっつけ本番でアウェーゲームに臨んだ。
1点をリードした直後の後半28分、角度のない位置からMF大島僚太に同点ゴールを決められたが、失点はこの1点のみ。指揮官は「(大岩)一貴もセンターバックは初めてではないし、ハチ(蜂須賀)も本職の右サイドバック。それぞれの良さを発揮してくれた。一貴は人に強いので、相手の強力なFWに対してアタックできていた」と、不測の事態にも最少失点で乗り切った守備陣をねぎらった。
大岩は「朝、監督から電話がかかってきて、(センターバックでの起用を聞かされ)ビックリしたけど、相手も相手だったし、やるしかないと思った」と、率直に語る。
「真ん中なのでしっかり声を出すこと。ラインを高めにやっていこうとヒロくん(渡部博文)に言って、ラインの上げ下げを細かくやろうとした。相手のFWは裏を狙ってくるので、ラインを上げて窮屈にしたいと思った」
前半の終盤には立て続けにゴールネットを揺らされたが、いずれもオフサイドの判定。ヒヤリとさせられたが、「オフサイドを取りに行ったところは確信を持ってやっていた」と胸を張った。とはいえ、1失点には納得していない。「せっかく先制したんだから勝たないといけなかった。得点のすぐあとは気を付けないといけないし、失っちゃいけない時間帯だった」と悔しそうだった。
(取材・文 西山紘平)
●[J1]第1ステージ第10節 スコア速報
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