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[関東]プランはまった明治大が二度リードも「勉強させてもらった」専修大が追いつきドロー

ゲキサカ / 2016年5月16日 9時57分

[関東]プランはまった明治大が二度リードも「勉強させてもらった」専修大が追いつきドロー

[5.15 関東大学リーグ1部第7節 明治大2-2専修大 味スタ西]

 第90回関東大学1部リーグ第7節が15日に各地で行われた。味の素スタジアム西競技場の第2試合では2位・明治大と8位・専修大が対戦。明治大が二度リードを奪いながらも、専修大がその度に追いつき、2-2で引き分けた。勝てば首位浮上のチャンスだった明治大だが、勝ち点1を上乗せするに留まり2位のままとなっている。専修大は10位へ後退した。

 試合後、明治大の栗田大輔監督は「今日の結果は悔しさが残っていると思う。そこを乗り越えて、どうやって次の順天堂大戦を迎えるか」と勝利を逃した悔しさを露わに次戦を見据え、追いついた専修大の源平貴久監督は「いいゲームをさせてもらった。鍛えてもらい、勉強をさせてもらったと思う」と終始相手を称えた。

 開始2分、“プラン通り”に明治大が先制に成功。右サイドからドリブルで切れ込んでいったMF道渕諒平(4年=仙台ユース)のスルーパスにFW丹羽詩温(4年=大阪桐蔭高)が反応。相手守備陣の裏へ抜け、PA右から右足を振り抜く。「練習からやっている形。中にパスするかシュートをするか迷いましたけど、自分はFWなので思い切り振り抜きました」という一撃はゴールネットを揺らした。

 栗田監督が「攻撃時は相手の中間で受けたり、斜めに相手の背後へ切れ込んでいこうとトレーニングからやっていた。まさにそれがハマって、一点目は自分たちの理想の形」と称えたように、相手守備陣と中盤の間を起点に、裏へ抜け出す形で生まれた先制点。計算通りに明治大が先制に成功した。

 追いつきたい専修大は失点後、幾度もチャンスを迎えるもバイタルエリア手前でブロックされるとそこから先へ、ゴールまであと一歩が及ばない。前半15分にはPA左でDFをかわしたMF下田悠哉(2年=三菱養和SCユース)がGK服部一輝(4年=札幌大谷高)と1対1を迎えるも、相手守護神にクリアされた。

 同29分には右クロスからファーサイドのFW氣田亮真(1年=千葉U-18)が頭で合わせるがまたもGK服部に止められる。攻勢を強めながらも、得点を奪えずに体力を消耗。0-1で前半を折り返す。後半開始から専修大は3トップの左で先発していた氣田に代え、FW佐藤遵樹(4年=千葉U-18)を投入した。

 すると後半開始3分に専修大が同点弾。前半に好セーブを連発していた明治大GK服部が痛恨のミス。DF西村慧祐(1年=習志野高)の浮き球に対して、目測を誤ったか後方へ逸してしまう。これを拾った佐藤遵が無人のゴールへ右足シュートを決めた。1-1と試合は振り出しに戻る。
 
 その後も中盤での激しい攻防が続き、なかなかスコアは動かない。炎天下での一戦に選手たちの疲労の色も濃くなり、ファウルも増えていった。そして迎えた後半17分、明治大はFW岩田拓也(4年=FC東京U-18)に代わり、MF佐藤亮(1年=FC東京U-18)を投入する決断を下す。

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