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U-23日本代表メンバー発表、手倉森監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年6月20日 18時21分

――橋本拳人選手がDF登録ですが、彼の起用方法は。負傷している岩波拓也選手の状況は。
「拳人は守備的ボランチから後ろの守備者としてのマルチプレーヤー。今回はディフェンスの方に登録していますが、彼の能力ならボランチから後ろはどこでもできる。それはガーナ戦で見て、トゥーロンには連れていけなかったので、今回もう一回トライさせてみたいなと。岩波は今の時点でちょっと走り始められているという状況。7月の初旬にはもしかしたら練習に復帰できるというような報告をメディカルからは受けています。非常に元気に取り組めているということで、そこを待ちながらいたいと思う」

――中島翔哉選手が背番号13の理由は。
「10番に戻ったら完全復帰と皆さんも思うじゃないですか。まだ、ここに来るまでに、この間の節で20分しか出ていない選手をいきなり元に戻すわけにはいかないなと。まあ、彼がいなかったときに矢島が10番背負ってガーナ戦でもトゥーロンでも良い仕事をしてくれていると。今の時点では時系列からいってでも、矢島が10番だなと。そこに10番に戻す力というのを、彼にはこの試合で表現してもらえればなと思うんですけどね」

――試合をしてから7月1日のメンバー発表まで時間が短いが、監督の中で発表するメンバーはあらかた決まっていて、ここで最終チェックなのか、それとももう一度全容を見定めて決めるのか。
「私の心理を全部読まれたような質問(笑)。この試合が終われば1日まで本当に時間がないと。ある程度のメンバーの枠組みは私の中にすでにあって、でも復帰組がね、こうして今Jリーグに帰って来てくれている中で、ここでもう一回チャンスを与えるのが自分のやり方だなと。そこで、そこは小さな部分でありますが、差し替えもまた可能になる場所かなと。残り少ない日数は、そこだけ考えられればなというふうなところまで今僕の中にあります。ただ、これまでの五輪チームで必ず差し替えがありますからね、選んだあとにね。だから、ここにいるメンバーは間違いなくそういった準備、心の準備を常にしておかないといけない。そういったメッセージも彼らには伝えてある」

――この試合でオーバーエイジに内定している2人を起用しないのは監督の考えか。もう1人、濃厚とされている興梠慎選手と浦和レッズが難色を示しているという情報があるが、その場合FWのオーバーエイジはいらないと腹をくくっているか。
「オーバーエイジを呼ばないのは僕の考えです。今Jリーグはファーストの優勝争いの佳境、またセカンドステージも始まると。6月、7月はものすごく試合が立て込んでいる。そこでオーバーエイジを呼んだときのコンディションというのは少し考慮しましたし、あと本大会で彼らを交えたときに、そのときにいよいよお披露目できればなと。だから、強化試合であって壮行試合ではないと言っているのもそういうところに関係している。オーバーエイジの選手たちは、ブラジルに行ってからの時間でも十分すり合わせすることができるなと自分の中には自信があるので、そのときで良いなと感じています。もう1枚の話が出ましたが、こっちは待っている状況です。

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