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原口元気、ドイツ3年目の決意…リオ五輪控える後輩・矢島、そして関根へのエール

ゲキサカ / 2016年7月7日 7時0分

「サッカー界は
1週間後のことも分からない」

―ミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は『原口選手はもっとできるはずだ』ということをインタビューで話していたようですが?
「プレーツさんとは個人的にもシーズンが終わったときに話をして、『いろいろな役割を果たし、出場試合数も多かった。それについては評価しているが、もっとゴール数などで貢献してほしい』と言われています。でも、それはプレーツSDじゃなくても、だれが見ても思うことです。世界中のだれが見ても、もっと点を取ってほしいと思うでしょう。ただ、単純ですけど、点を取るということは一番難しいことですから、いろいろな能力がないと難しいかなと思います」

―それでもブンデスリーガ1シーズン目と比べて着実に手応えをつかんだのでは?
「僕のサッカー人生は、だいたいちょっとずつ上っていっているんです。僕はそう思っています。今まであまり後退したイメージはなくて、少しずつですけど、自分の目標に近づいているかなと思っています。欲を言えば、もう少し成長スピードを速めたいのですが、こういう歩みでもいいかなと。最後に目標とするところへたどり着ければいいかなと思っています。今シーズンも大爆発はできないかもしれないですが、前に進めるシーズンにしたいし、するつもりです」

―最終目標というのは?
「今はまず2018年のロシアW杯までにこうなりたいという姿を考えています。そこが一つの区切りではありますね」

―9月からはロシアW杯のアジア最終予選が始まります。
「前回の最終予選で1試合だけベンチに入ったことはありますが、実質、初めてになります。試合に出ながら自分も伸びていければいいかなと思っています」

―ザックジャパン時代とは違う感覚ですか?
「試合にも使ってもらっているし、スタメンで出ることもあるので、前よりいっそう負けちゃいけないかなと感じています。日本代表は常に勝ち続けなければいけないというプレッシャーもあるので、そういうのは新鮮ですね。1試合ごとにつかめるモノが出てくると思っているので、そういうモノを試合ごとに感じながら、最終的にW杯にたどり着ければと思っています」

―やはり2次予選の相手とは違うという覚悟がありますか?
「違うと思いますね。相手の国にも『これに勝てばW杯』というモチベーションがありますから。W杯はだれもが夢を見るところであり、代表選手は国を背負ってやっている。でもそれは2次予選でも感じていました。国を背負っている部分というのは、クラブチームとは違うんだなと、試合に出始めたことで感じていました」

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