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原口元気、ドイツ3年目の決意…リオ五輪控える後輩・矢島、そして関根へのエール

ゲキサカ / 2016年7月7日 7時0分

―自分自身とロシアW杯の距離はどのように感じていますか?
「W杯というより、まずは自分が成長するかどうかを考えています。それで通用するかどうか。行けるか行けないかはやってみないと分からない。だから、距離は分からないです。サッカー界は1週間後のことも分からない世界ですから。単純なことですが、1日1日、自分がどうやって成長していくかを考えていきたいです」

―1週間後のことも分からない。厳しい世界ですね。
「本当に1週間後の試合に出られるかどうかも分からない世界です。その1試合で活躍すれば、チームでもド真ん中に行けるし、逆にダメだったらベンチという状況の中でこれまでもずっとやってきました」

2年半かけたベース作り
スピードを追求した進化形へ

―8月にはリオデジャネイロ五輪があります。ご自身もかつて目指していた大会です。
「まずは、リオ五輪より今日のトレーニングをどうするかのほうが重要だというのが本音です。でも、もちろん試合は見ると思いますよ。浦和レッズの下部組織からの後輩である(矢島)慎也(岡山)は五輪代表で中心にいると思うし、すごく伸びているなというイメージがあります。リオ五輪が終わったあとは浦和に戻ってもらいたいという気持ちがありますね。浦和に戻って、浦和でポジション争いにチャレンジしてもらいたいです。そして、同じく浦和の下部組織の後輩であるタカ(関根貴大)にも、五輪代表に入るクオリティーは十分にあったと思います。でも、サッカー人生では五輪がすべてではありません。僕も五輪には出ていないですし、タカにも悔しさをバネに伸びる姿を期待したいです」

―原口選手が愛用しているナイキのスパイク『マーキュリアル』がバージョンアップしました。印象を聞かせてください。
「軽いですし、クリスティアーノ・ロナウドが履いているのでイメージもいいです」

―どこが以前と変わったのですか?
「プレートが変わりました。ポイントが少し高くなって、急停止や切り返しがよりやりやすくなったと感じています。切り返しは僕にとって非常に大事な部分なので、それがうまくできるようになるのは大きいことです。母指球のところが波打っていて、より踏ん張りが利くようになっているのも良いですね」

―ドイツでは個人的に走りのトレーニングをしていると聞きました。
「専門のコーチについて、2年半くらいずっとスプリントのトレーニングをしてきました。今、ようやくベースができたところで、ここからスピードを出すトレーニングを始めていきます」

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