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[特別対談]世界に挑む者へ…梶山陽平×中島翔哉「ボールを持ったら“違い”を見せる」

ゲキサカ / 2016年7月25日 12時0分

梶山「あの試合は絶対にやってくれると思っていました。復帰してから一緒に練習をしていましたけれど、ケガで休んでいたとは思えないくらいキレのある動きを見せていた」

中島「ケガをしてピッチに立てなくても、体のコンディションをより良くするなど、できることもありました。南アフリカ戦では楽しもうと思っていましたが、2得点と結果を残せたし、やっぱり最終メンバーに選ばれてうれしかった。ただ、外れてしまったメンバーもいるので、そういう選手のためにも頑張らないといけないという責任を感じています」

――本大会では中島選手が背番号10を背負うことになりましたが、梶山選手も08年の北京で10番を背負っています。

梶山「北京のときは、今のA代表の中心選手がたくさんいて、誰が10番を着けても良いようなメンバーがそろっていましたが、たまたま僕の代が一番年上だったので、それで着けさせてもらえたと思っています(笑)。でも、攻撃的な選手なら誰でも憧れる番号だし、良い選手がいる中で着けることを考えると、やっぱり責任を感じながらプレーしていましたね」

中島「南アフリカ戦では10番でなく、13番だったことでいろいろ報じてもらいましたが(笑)、僕自身は別に気にしていなかったし、そんなに背番号にはこだわっていません。でも、期待して10番を着けさせてもらっているのなら、その期待に応えないといけないし、サッカー選手にとって特別な番号だと思うので、毎試合、日本の勝利に貢献できるようにしたい」

梶山「僕は年上ということもあって着けた番号だと思うけれど、一番上の年代じゃない翔哉が着けるということは、本当に期待されている証だよ。予選でしっかり貢献してきた結果だと思うので、本大会でもその期待にしっかり応えてほしい」

――本大会まで残された時間は決して多いとは言えませんが、どういう準備をしていきたいですか。

中島「限られた時間の中でも成長できるし、すべてをレベルアップさせたいですね。そのためにも、日々の練習は一つも無駄にはできません。試合では考えずに体が勝手に動くようになるのが理想だし、楽しみたいと思っていますが、そのためには練習しないといけない。試行錯誤しながら集中して練習に取り組んでもっとうまくなり、世界の舞台で思い通りのプレーができるように準備します」

梶山「北京の大会前に今野(泰幸)選手から、言われたことがあるんだけれど、『大会が始まったら、あっという間に終わってしまう。しっかりと準備して、後悔しないように楽しみながら全力を出せれば満足して帰って来れる』と言われて、その通りだなと思った。翔哉も後悔しないために、世界大会に向けてしっかりと準備をしてほしいですね」

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