高木善朗3戦連続弾で東京Vが逃げ切る!!熊本は零封負けで4戦ぶり敗戦
ゲキサカ / 2016年8月1日 0時25分
[7.31 J2第26節 東京V1-0熊本 味スタ]
J2第26節が31日に各地で行われた。東京ヴェルディはホームでロアッソ熊本と対戦し、1-0で勝利した。後半33分にMF高木善朗が決めたゴールが決勝点。10番の3戦連続弾で2戦ぶり白星を手に入れた。対する熊本は零封負けで4戦ぶり黒星。7月の怒涛の連戦を1勝2分4敗で終えた。
前節で最下位の群馬に1-2で敗れた東京V。2戦ぶりの勝利をつかむべく、試合へ臨んだ。前節で退場したDF林裕煥が出場停止。4-2-3-1のDFラインでは、DF平智広が7試合ぶりの先発でDF井林章とCBを組んだ。また1トップではFW北脇健慈が5月3日の第11節・山形戦以来、実に15試合ぶりに先発した。
一方で7月の7連戦を勝利で締めたい熊本は、10番のMF清武功暉とMF上原拓郎が累積警告による出場停止。FW巻誠一郎はベンチ外だった。4-4-2の2トップの一角ではFW齋藤恵太が初めて先発した。
立ち上がり主導権を握ったのは東京V。前半4分にはPA手前で受けたMF船山祐二が後方へパス。受けたMF中後雅喜がミドルシュートを打つも枠を外れた。同7分にはMF高木善朗、同20分にはMF二川孝広がミドルを狙ったが決められず。同23分には船山の右CKに平が頭で合わせるも枠を逸れた。
前半28分には相手CKからのカウンター。中後のパスに反応した澤井が正面からドリブルで仕掛け、相手をかわして右足アウトでのシュートを狙う。GK佐藤昭大の右手一本に弾かれたが、こぼれに北脇が反応。押し込んだがゴールへ飛び込んだ守護神・佐藤に足で弾き出された。1点が遠い。
序盤は押し込まれていた熊本だったが、前半15分には惜しい場面も。右サイドからゴール前に流れたクロスは田村にクリアされるが、直後には右サイドを攻め上がったDF藏川洋平がマイナス気味に折り返す。PA内正面のMF八久保颯がダイレクトで狙うも、クロスバー上へ大きく外れた。
その後、守備の時間が続いていた熊本だったが、前半37分のワンプレーが流れを変える。東京Vのサイドチェンジ、中後からの浮き球をDF田村直也とMF嶋田慎太郎が競り合う。田村が体制を崩し、拾った嶋田が左サイドをドリブルで駆け上がり、シュートを放つ。逆ポストを叩いた。
この果敢なプレーで勢いに乗った熊本は、積極的に攻めに転じ始める。前半38分には八久保のマイナスのパスからFW平繁龍一が狙うも、田村にクリアされる。前半アディショナルタイムにはカウンターでFW齋藤恵太が抜け出すも、GKに止められた。0-0で前半を折り返す。
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