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びわこ大は零封負けで敗退…悔しさみせるMF曽根田「完敗です」

ゲキサカ / 2016年8月11日 23時42分

びわこ大は零封負けで敗退…悔しさみせるMF曽根田「完敗です」

[8.10 総理大臣杯準々決勝 びわこ大0-1順天堂大 ヤンマーフィールド]

 びわこ成蹊スポーツ大は順天堂大に0-1の敗戦。4強入りは果たせなかった。相手に自由にボールを回されると守備に終われ、前半に放ったシュートは1本。後半立ち上がりの失点後もなかなか反撃に出ることはできず。試合後、選手たちの口からは悔しさが溢れた。

 前半唯一のシュートを放ったMF曽根田穣(4年=愛媛ユース)は「相手が上手くて力の差があったので、ずっとボールを回されて、完敗です。後半は引きすぎて相手に自由にやらせすぎたので、本当に完敗」と敗戦を受け入れた。

 前半24分には左サイドから仕掛けた曽根田が鋭い突破からゴール前へ折り返すも、味方には合わず。GKに正面で止められた。「ずっと守備に追われていたので、前への突破というか仕掛ける部分は出せなかったので悔しいです」。思うようなプレーを出せないままでの敗戦に悔しさは募る。

 前半は相手に押し込まれながらも、DF山本義道(3年=作陽高)やDF宮大樹(3年=清明学院高)ら守備陣を中心に、なんとか耐えた。しかし折り返した後半7分に相手ルーキーMF旗手怜央(1年=静岡学園高)に個人技からミドルを決められ、失点した。

 なんとか追いつこうと交代カードを切ったなか、後半14分には2戦連続途中出場でゴールを挙げているFW清川流石(2年=愛媛ユース)を投入。しかし、得点は遠かった。後半アディショナルタイム1分には、左サイドで仕掛けた曽根田が角度ない位置から折り返し、受けた清川が狙うも決めきれず。0-1で試合は終わった。

 途中出場でゴールを目指した清川は「相手がパスを回してくる中で、ボールを保持されて、自分たちの攻撃の形ができずに、自分たちでイライラして、つなぐところもつなげず、悪い流れでチャンスも少なかった」と悔やむ。

 1回戦からの3戦連続弾で試合の流れを変えたかったが、連続ゴールは2試合で止まった。2年生FWは「積み重なっていくと、やっぱり意識してしまいますね。変に(3戦連続弾をと)意識しすぎたところがありました」と反省。

 順天堂大の1年生2トップコンビ、FW浮田健誠(1年=柏U-18)と旗手と対峙しては「1年生であれだけ堂々とプレーされたら、悔しい気持ちもありました。そんななかで、自分自身が結果を残せなかったのが悔しいです」と唇を噛んだ。

 清川が「次にまたこのチームとやったときに勝てるようにしたい」と言えば、曽根田も「天皇杯、そしてリーグも再開するので。インカレに出るのは最低限の目標。それを達成するためにやっていくしかない」と先へ目を向けた。この敗戦を糧に、関西の地で鍛錬を積み、関東で行われる冬の大学日本一決定戦・全日本大学選手権(インカレ)に関西代表として乗り込むつもりだ。

(取材・文 片岡涼)●第40回総理大臣杯特集

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