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清武「負けた雰囲気は日本に置いてきた」

ゲキサカ / 2016年9月4日 22時56分

清武「負けた雰囲気は日本に置いてきた」

 切り替えの重要性を強調した。UAEに1-2で逆転負けを喫してから3日。タイでのトレーニング2日目を終えた日本代表MF清武弘嗣(セビージャ)は、初戦を落としたあとの大事な試合について、「まだ1試合だけ。チームは暗くはなっていない。負けた雰囲気は日本に置いてきて、こっちでは切り替えようという話をしている」と、いつもどおりのさばけた口調で言った。

「ズルズルと気持ちを引きずっていると、また同じ目に遭う。頭も気持ちも身体も良い準備をしたい」

 そのように話す清武によれば、UAEとの初戦もピリピリしたムードが強かったわけではないという。それでも、「最終予選の初戦ということで、硬さがなくはなかったかもしれない」と、やはり普段とは多少の違いもあったようだ。

 それに加えて、タイでは日本でのトレーニング時と比べて明らかに汗の量が増えている。清武は「(フィジカル)コンディションは良いけれど、湿度が高くて、そこらへんは慣れるのに時間がかかる。もう時間はないのだけど、ちょっと動いただけで汗が出るので……」と言い、湿気との戦いに顔をゆがめていた。

(取材・文 矢内由美子)
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