[関東]首位走る明治大は4発快勝、法政大が2位浮上!駒澤大が降格圏へ…:第12節
ゲキサカ / 2016年9月13日 18時51分
第90回関東大学サッカーリーグ戦1部の後期リーグが11日に開幕し、第12節が各地で行われた。首位に立つ明治大は今夏に行われた総理大臣杯で日本一に輝いた勢いそのままに、国士舘大を4-1で下して首位をキープした。また2位の筑波大は専修大とスコアレスドローで3位へ後退。駒澤大を2-1で下した法政大が3位から2位へ順位を上げた。
明治大は最下位に沈む国士舘大に4-1で勝利し、後期リーグも幸先良いスタートを切った。前半6分にMF本間達耶(3年=遠野高)にドリブルからシュートを許して失点。1点を追う展開となる。
しかし後半に圧巻4発。後半20分にMF柴戸海(3年=市立船橋高)のパスからFW岩田拓也(4年=FC東京U-18)のヘディングシュートで同点に追いつくと、同26分にはMF土居柊太(3年=浜松開誠館高)のシュートが決まり、2-1と逆転に成功した。同41分には途中出場したMF櫻井敬基(3年=藤枝東高)のゴールで3-1に突き放す。
後半45分にはMF道渕諒平(4年=仙台ユース)が2枚目の警告を受けて退場。数的不利となったものの、アディショナルタイム6分にDF早坂龍之介(4年=浜松開誠館高)のアシストから柴戸が頭で決めた。先制されたものの、終わってみれば明治大は4-1の快勝。2位と勝ち点6差の首位をひた走っている。
一方の国士舘大は痛恨の4失点敗戦。1-2の後半34分にエースFW松本孝平(4年=藤沢清流高)を送ったが、流れを変えることはできずに黒星を喫した。残留圏とは勝ち点6差と厳しい状況にいる。
2位・筑波大が11位・専修大とスコアレスドローだった一方で、3位・法政大は10位・駒澤大に2-1の逆転勝利。法政大は勝ち点21に伸ばし、2位浮上。勝ち点1を手にするに留まった筑波大は勝ち点20で3位に後退した。
また、この試合では勝ち点1を手にした専修大が11位から10位へ上がり、降格圏を脱出。法政大に敗れた駒澤大は10位から降格圏の11位へ転落した。両者の勝ち点差はわずかに1差となっている。
夏の総理大臣杯で準優勝した順天堂大は痛恨の黒星スタート。後半39分にFW佐野翼(4年=清水商高)のヘディング弾で先制も、同44分に失点。試合を振り出しに戻される。
すると後半アディショナルタイム4分、早稲田大が得意な形で逆転。MF相馬勇紀(2年=三菱養和SCユース)のCKからエースFW山内寛史(4年=國學院久我山高)が頭で決めた。敗れた順天堂大は変わらず4位、勝利した早稲田大は9位から7位へ順位を上げた。
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