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歩みを止めない夏の両王者、FC東京U-18対市立船橋は好勝負の末、ドローに

ゲキサカ / 2016年9月26日 8時53分

歩みを止めない夏の両王者、FC東京U-18対市立船橋は好勝負の末、ドローに

[9.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第14節 FC東京U-18 1-1 市立船橋高 東京ガス武蔵野苑多目的G(人工芝)]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは24日と25日、第14節を行った。夏の日本クラブユース選手権(U-18)大会優勝のFC東京U-18(東京)と全国高校総体優勝校の市立船橋高(千葉)が対戦した注目カードは1-1で引き分け。FC東京は首位・青森山田高(青森)と勝ち点3差の2位、市立船橋は同5差の3位となっている。

 ともに勝ち点3が欲しかった大一番。FC東京はU-23チームの一員として翌25日のJ3鹿児島戦に先発出場したCB岡崎慎(3年)とMF鈴木喜丈(3年)、そしてAFC U-16選手権出場中のMF平川怜(1年)と中学生FW久保建英が不在で、一方の市立船橋は主力のケガ、トレーニングでアピールしてチャンスを掴み取った選手の起用もあって全国総体決勝と先発6人が異なる陣容。これが初出場となるGK長谷川凌(2年)や1年生SB岡井駿典らにチャンスが与えられた。

 FC東京の佐藤一樹監督は「『ちゃんと90分でゲームを進めろ、綻びが出たところでパワーをかけろよ』と言ったところがあったので、ゆったりした入りになってしまった」と悔やんでいたが、序盤は市立船橋がイニシアチブを取る展開となった。湘南ベルマーレ内定のU-19日本代表CB杉岡大暉主将(3年)とアルビレックス新潟内定のU-19日本代表CB原輝綺(3年)が後方でボールを動かしながら、スピードアップするタイミングを伺う。そして20分、MF福元友哉(2年)が右寄りのオープンスペースへ配球すると、「相手の5番(蓮川)はバーンと強く来るので耐えれば入れ替わるので意識していました」というFW矢野龍斗(3年)が上手くDFと入れ替わってGKと1対1に。そして左足を振り抜いて先制点を決めた。

 FC東京はすぐさま反撃。サイドから右SB岡庭愁人(2年)や左SB荒川滉貴(2年)がクロスへ持ち込み、前方が開けばMF伊藤純也(3年)やMF生地慶充(3年)が遠目の位置からでも次々とシュートを打ち込んでいく。徐々にボールを握る時間が減少した市立船橋だが、相手のカウンターをMF阿久津諒(3年)が一人で止めきるビッグプレーを見せるなど簡単には決定打を打たせず。41分にFC東京MF小林真鷹(2年)が放ったヘディングシュートがわずかにポスト右へ外れたこともあって前半を凌ぎ切ろうとしていた。だがアディショナルタイム、不用意にハイサイドを取られて右CKを与えると、FC東京にファインゴールを決められてしまう。FC東京は伊藤の右CKをファーサイドのFW半谷陽介が頭で折り返すと、ゴールを背にしたままコントロールしたMF内田宅哉が反転しながら鮮やかな右足シュートを決めて1-1とした。

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