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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年9月29日 22時54分

 ここまで18試合ぐらいこなしたが、前半が悪かったのはイラン戦とシリア戦。それ以外の展開はかなり良かった。イラクとの試合を見てほしい。前半は本当に素晴らしい。非常に良いではなく、エクセレントだった。だから選手にはネガティブになれない。励ましていくことが大事になる。本田に関しても、オカ(岡崎)に関しても、香川に関しても、清武に関しても、先発じゃないからサヨナラと言えるのか。7年、8年と日本に多くのものをもたらしてくれた選手を簡単に排除することはできない。メンタル的にチームが壊れてしまう。『試合には出ていないが、信頼しているよ』という私からのメッセージだ。グラウンドで返答を待つ。それが私のやり方だ」

―Jリーグにいいところはあるか? 今度の2試合がUAE戦と同じ結果になった場合、けじめを取ってくれるのか?
「笑えない質問もあった。Jリーグに関して批判しているわけではない。私は気付きを言っている。まだ最終予選を突破していない。最終予選を勝ち取りにいかないといけない。何人かの人は私の見方にうんざりするかもしれない。しかし、見える統計も用意して私は言っている。前回の合宿で、ある選手と居残り練習をした。その選手は付いてこれなかった。しかし1週間後、5回、6回しっかりトレーニングを積んで、我々のリズムに気づいてくれて、素晴らしい試合をした。『Jリーグが世界で一番素晴らしいリーグだ』と言ったら、『おまえ、フットボールを知らないのか』と言われる。日本のフットボールには足元の技術がある。少しスピードがあるかなというぐらい。デュエルはどうか、戦術面はどうか。まだまだ伸ばせる。それを批判と受け止めるのか。日本のフットボールの将来を本当に心配している。私の見方だ。つまり真実。もちろん、同意できない人もいるだろう。代表監督としての私の意見だ。

 私は日本のフットボールを発展させるために来た。何も言わずに隅っこにいることもできるが、それで何か貢献しているのか。Jリーグのカレンダーに関しても提案した。自分たちの選手がどうなってもいいんだなと。半分の選手は体脂肪率があり得ない数字で来た。Jリーグはそれでいいんだなと。そこで私は介入した。隅っこで何も言わないというのでもいい。選手のことは本当に大好きだ。素晴らしい性格、素晴らしい態度だと思う。だけど、フットボールに関して良くないことは言わないといけない。それを批判と捉えるか、伸ばすための気づきと受けるか。その意見の背景には統計がある。

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