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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年9月29日 22時54分

 ただ、U-16日本代表にはおめでとうと言いたい。W杯出場を決めた。これは褒めないといけない。昨日は(U-19日本代表の)内山監督も私のところに来て話をした。何かできるなら何でも協力すると。U-20W杯に行くことを期待している。貢献をしたい。それだけだ。日本の長所をどう使って世界に勝つのか。真実を言うことは怖くない。選手にも言わないといけない。日本はアジアで一番強いチームではない。勝たないといけない。監督も政治家のような振る舞いをしないといけないかもしれないが、私は真実しか言えない。日本で生活するのも仕事をするのも大好きだ。フランスの新聞は『監督が笑いを禁止にした』と書いた。禁止にしたことはない。ただ、負けたあとにお祭り騒ぎになるとか、冗談を言い合うのはどうか。

 私は端っこでじっと見ていることはできない。中に入って真実を伝える。批判と受け取られても仕方がない。これは私の意見。あとでしっかり統計を見てほしい。そうすれば理解できることもたくさんあるだろう。1試合負けてしまった。勝つべき試合で負けてしまった。負けたのは日本代表だけの責任だったのかという気もする。我々は良い試合をしたと思う。もう審判の話はしたくないが、みなさんを喜ばせたかったが、喜ばせられなかった。みなさんが違う監督を連れてきたいなら別の話だが、まだまだやるべきことはある」

―この2試合の目標は?
「目的は常に一緒で、2試合勝つことにトライしないといけない。1試合目で厳しい経験をした。イラクとは1年前に対戦したが、状況はまったく変わっている。イラクの試合はかなり見ているが、彼らも強い。180cm、190cmの選手がごろごろいる。テクニックのクオリティー、戦術のクオリティーも高い。ただ、我々は勝たないといけない。まずはイラクに勝たないといけない。

 オーストラリアについてはまだ話さなくていいかなと思っているが、話すとすると、アジアで最も強い相手と戦わないといけない。ほとんどの選手がイングランドなどの海外でプレーしている。高いレベルのフィジカルコンタクトに慣れている選手の集まりだ。ホームではかなりアグレッシブに来る。時には限界を超えてくる。彼らのアグレッシブさに対抗できる状況にしないといけない。フィジカル的な戦いに応えないといけない。彼らは空中戦を仕掛けてくると思う。それを準備しておかないといけない。

 もし引き分けるなら、勝つことを想像して引き分けという結果になるだろう。引き分けから入ると、違う結果になる。まず勝つという発想をしないといけない。結果としてもしかしたら引き分けになるかもしれない。私はビクトリー、ビクトリ―と言っているが、それを選手の頭に植え付けたい。紅白戦でも負けているチームを励ましている。オーストラリア戦はいろんな意味で良いテストになると思う。素晴らしい試合をして、アウェーで勝たないといけない」

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