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[国体少年男子]V候補・大阪府が健闘富山県を振り切り、8強進出

ゲキサカ / 2016年10月4日 9時16分

 大阪がチャンスを活かせなかったこともあって2点差のまま進んだ試合は21分、富山が1点差に迫る。左SB横田雅宗(富山U-18、1年)が右サイド後方からFKを入れると、GKの頭上を越えたボールをファーサイドにいた坪井が圧巻の左足ボレーで叩き込んで1-2。富山イレブンは盛り上がったが、強烈過ぎたシュートの影響か、ゴールネットを支えていた紐が切れて試合は一時中断となった。大阪はこの間、選手たちがピッチ中央で円陣を組んでミーティング。「円陣組んで話しあうことは初めて」(梶田監督)という選手たちの話し合いでは「失点してしまったけれど、切り替えてもっと追加点取りに行くぞ」(大垣)という声が上がったという。富山は一気に同点を目指して前線へボールを放り込んできたが、梶田監督が「上手いこと行かなかった時にDFがしっかりとパワープレーに対してもヘディングに対しても弾けて、ラインコントロールも出来ていたのが良かった」と賞賛したように、大阪はCB石尾崚雅(C大阪U-18、1年)、CB河井哲太(G大阪ユース、1年)が完璧に跳ね返し、岩本がセカンドボールを次々と回収。逆にFW中川裕仁(C大阪U-18、1年)の迫力ある仕掛けなどで攻め返して富山を勢いづかせない。

 富山は諦めずに攻め続けたが、GK林祥太郎(C大阪U-18、1年)の守るゴールを再び破ることはできず。6分間のアディショナルタイムが表示されて迎えた後半41分に左クロスをファーサイドで折り返し、南部がアーリークロス。こぼれ球を坪井が右足で狙ったシュートが枠を外れた瞬間、試合終了の笛が鳴った。

 富山の健闘ぶりが光った試合だったが、V候補の大阪がそれをしっかりと振り切って8強入り。大垣が「全国制覇が目標」と言い切るように、目標である初の日本一へ前進する大阪は準々決勝(4日)で佐賀県と対戦する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第71回国民体育大会 「希望郷いわて国体」特集ページ

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