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日本vsイラク 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年10月5日 20時54分

イラク戦に向けて記者会見するバヒド・ハリルホジッチ監督

 日本代表は5日、試合会場の埼玉スタジアムで公式練習を行い、6日のW杯アジア最終予選・イラク戦に向けて最終調整した。練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席した。

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「今のところのシチュエーションだが、我々が勝つための準備としてすべてのことをやらないといけない。時々は困難な状況もあるが、何人かは理解できない、あるいは理解したくない様子なので、日本が勝つためにすべての準備をするということにとどめておきたい」

―前回はコンディション調整に苦労したということだったが、今回の手応えは?
「選手によってフィジカルコンディションが違う状態。何人かは良い状態で、何人かは疲れている。2日前に着いた選手もいる。疲労回復のところにトライしないといけない。メディカルスタッフがフィジカルコンディション、疲労回復のところはしっかりやってくれている。トップパフォーマンスにはならないと思う。選手には昨日、短いスピーチ、正確なスピーチをしたが、とにかくメンタルだ。それが違いを見せつけると話した。明日の昼までしっかり考えて最終的な決断をしたい。ただ、全選手が集中しているし、モチベーションも高い。疲労があるとしても、みんなプレーしたい気持ちでやっている。トレーニングをせずに何かプレーすることは不可能だが、シチュエーションとしてはこんな状況だ」

―2次予選初戦のシンガポール戦、最終予選初戦のUAE戦はかなりのプレッシャーがあったと思うが、明日の試合はそれ以上のプレッシャーを感じているか?
「最終予選は常にプレッシャーがある。プレッシャーによって選手はより戦う気持ちになる。最終予選は素晴らしい試合をするだけではダメで、本当に素晴らしい試合をしないといけない。野心があるなら、プレッシャーを受け止めないといけない。だれかがプレゼントを渡してくれるわけではない。勝利を探しにいかないといけない。最終予選突破を勝ち取りにいかないといけない。

 日本ではそんなにプレッシャーはないと思う。それがいいことか悪いことかは分からないが、これまでいろんなチームを率いてきて、プレッシャーはここの10倍あった。今の状況を選手に伝えた。強い気持ち、強さは困難なところで発揮するものだと。みんなが高いところを意識してやっていかないといけない。将来、もっともっと強いチームが待っている。W杯本大会はもっとプレッシャーがかかる。大会が進むにつれて、さらにプレッシャーがかかる。プレッシャーがあるのはいいことだ。プレッシャーによってより強く、よりモチベーションが上がる。何人かは準備できていないかもしれないので、私は監督として彼らを励ましたい。経験ある選手はこのようなシチュエーションもコントロールできると思う。若い選手は準備できていないかもしれない。そういう選手はプレッシャーという罠に引っかかるかもしれない」

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