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四度の手術、J入り破談を乗り越え…二浪で日本文理大進学、MF藤田恭輔の4年間

ゲキサカ / 2016年12月8日 8時8分

 4年間の大学サッカーを終えた藤田。今後はサッカーの舞台では一線から退く。「もう就職します。サッカーでずっと上を目指していましたけど。ずっとトリニータの元でやっていたので、自分の実力では厳しいかなと。当然J1やJ2はもう難しいかなと感じるので。社会人やJFLという選択肢もあったんですけど、それをやるなら一般就職でいいかな」と感じたからだ。

 大学進学後から2年時まではプロ入りを目指していたが、進路を決める時期である大学3年時の終わりに考えは変わった。既に内定は得ており、春からは銀行員として社会人生活をスタートさせる。社会人チームやフットサルでボールは蹴り続けるつもりだ。

 とはいえこの日、全国舞台に立ったことで、少しばかり気持ちが揺らいだ様子。「こうやって全国に来れるとは思わなかったので、まだやりたいなぁって。やっぱりやりたいかなぁって、思ってしまいますよね」と少し困った顔で笑った。

 四度の手術でサッカー選手としての未来は変わってしまった。まさに悲劇に見舞われた。それでも藤田は過去に捉われることなく、怪我を乗り越え“今”を過ごしている。常に前を向いて歩みを進める、その背中は4年間で後輩たちへ多くのものを残したはずだ。

(取材・文 片岡涼)
●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集

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