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白熱の一戦制した日体大が4強入り!!出岡ゴールで追いついた昨季王者・関学大はPK戦の末に散る

ゲキサカ / 2016年12月14日 16時29分

日体大がPK戦の末に関学大を下した

[12.12 全日本大学選手権準々決勝 関西学院大1-1(PK3-4)日本体育大 町田]

 冬の大学日本一決定戦・第65回全日本大学サッカー選手権大会の準々決勝が12日に関東近郊で行われた。町田市立陸上競技場の第1試合では、前年王者の関西学院大(関西2)と日本体育大(関東3)が激突。日本体育大がPKで先制するも、関学大がエースFW出岡大輝(4年=G大阪ユース)の得点で追いつく。延長戦でも決着はつかず、PK戦の末にPK4-3で日体大が勝利した。

 他会場では阪南大(関西1)が順天堂大(関東4)に3-2で逆転勝利し、筑波大(関東2)は関西大(関西4)を2-1で下している。準決勝は15日に行われ、勝利した日体大は明治大対大阪体育大の勝者と戦う。

 この日の関西学院大はMF徳永裕大(4年=G大阪ユース)をアンカーに置く4-1-4-1システムではなく、徳永とMF宮村哲朗(4年=神戸U-18)がボランチを組み、トップ下にはMF山本悠樹(1年=草津東高)が入る4-2-3-1システムを採用。1トップは2回戦で4得点を決めたFW出岡大輝(4年=G大阪ユース)が務めた。

 日本体育大は4-4-2システムを採用。横浜FM内定のDF高野遼(4年=横浜FMユース)がメンバー外。2回戦の静岡産業大戦(0-2)で先発したが後半16分に途中交代しており、負傷の影響での欠場となった。これにより左SBでは、DF山崎勇一郎(4年=藤枝明誠高)が先発。FW瀧本高志(2年=履正社高)とFW太田修介(3年=甲府U-18)が2トップを組み、2列目左に関東リーグ得点王のMF高井和馬(4年=千葉SCユース)が入った。

 互いに堅い試合の入り。先にチャンスをつくったのは関西学院大。前半2分、新潟内定のMF森俊介(4年=東山高)が正面からドリブルで持ち込んで横パス。受けた出岡のシュートはDFにカットされた。同9分には日本体育大に決定機。瀧本が右サイドからパワフルな突破をみせ、中央へ折り返す。ニアへ詰めた高井のシュートはポスト右へ外れた。

 その後も一進一退の攻防が続く。日本体育大は瀧本がフィジカルを活かして切り込んでいき、セットプレーを得るも得点につなげない。関西学院大は森がドリブル突破で見せ場をつくったほか、宮村も前線へ顔を出し、山本らとショートパスをつないではチャンスをつくる。

 前半35分には日本体育大がサイドから押し込む。左サイドから持ち込んだSB山崎が粘って横パス。PA左の瀧本がDFを一枚かわして、シュートを打つがDFに背中に阻まれた。対する関学大は同37分、右サイドから森が仕掛け、ニアで受けた宮村がシュートを打つも、GK福井光輝(3年=湘南工大附高)に弾かれた。前半を0-0で終える。

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