[NB×東福岡]MF鍬先祐弥「気を抜かないこと、そして最後まで集中し切ることは凄く大事」
ゲキサカ / 2016年12月28日 7時15分
第95回全国高校サッカー選手権が12月30日に開幕する。MF鍬先祐弥(3年)は昨年度の選手権で東福岡高の日本一に貢献。攻守の要として躍動したMFは自身も大会優秀選手に選出され、日本高校選抜の欧州遠征メンバーにも選ばれた。今冬、2連覇へ挑む注目MFにその意気込みを聞いた。
―福岡県予選決勝を6-0で勝利して選手権出場。今の心境は?
「正直、あんな大差で勝つとは思っていなかったです。でもインターハイで負けてからチームの調子が上がらない時が多くて、そこでたくさんミーティングを重ねてチームの共通理解を高めてやっていけて、足元を見つめ直して一戦一戦しっかり戦って行こうとみんなで言い合っていたので、結果的に6-0っていう結果になったのかなと思います」
―1点目は鍬先君がインターセプトしてスルーパスを出して、とイメージ通りのプレーもできていたのでは?
「自分として決勝戦は全く納得の行くプレーができていないんですけど。あそこで前に向かうプレーができたのは良かったかなと思います」
―優勝経験のある選手として、選手権を勝ち抜く難しさとは?
「東福岡はどこのチームからも標的にされると思うし、相手はがむしゃらにやってくる。相手は戦う気持ちをむき出しにしてやってくるので、そこで少しでも気を緩めたプレーをするとそこを突かれるので、気を抜かないこと、そして最後まで集中し切ることは凄く大事だなと感じます」
―勝った経験はやはり大きい?
「去年は凄く勝負強さがあって、みんな共通理解がしっかりできていて、チームプレーが凄く良かったと思う。それに加えて、個の力とか凄くバランスが取れていたのでその点は今年も引き継いてきているのかなと思います」
―去年並のチームになってきた?
「選手権の県予選では一戦一戦勝って行くにつれて、みんなのパフォーマンスが上がったり、連係も上がってきている。初戦が凄く内容悪くて2点しか取れなかったんですけど、ミーティングたくさん重ねてみんなの共通理解ができてきたのがデカイと思います」
―再び勝ち抜く強さが身についた
「まだ足りないと思います。最後のフィニッシュの質をもっとあげられると思う。決める時に決めることができれば、もっと試合を楽に運べるのかなと思います」
―今年の仲間への信頼もあると思うが? 個の部分では去年以上とも
「今のチームは、チームワークや連係が良くなってくると本当にどこにも負けないという自信があるんですけど、逆に個人のプレーだけに走り出したら結構バラバラになる傾向があるので、そこは気をつけたいですね」
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