1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

いまだ破られぬ高校サッカーの金字塔…1大会10ゴールの大迫勇也「早く自分の記録を抜いてほしい」

ゲキサカ / 2017年1月1日 9時10分

2008年度の第87回大会で1大会最多得点記録を更新する10ゴールを挙げたFW大迫勇也

 全国高校サッカー選手権大会が12月30日に開幕した。出場48校が日本一を目指して、1月9日の決勝まで熱戦を繰り広げる。今年で第95回を迎えた“冬の風物詩”だが、この大会を機に全国区で大ブレイクを果たし、今なおプロで活躍し続けている現役選手は数え切れない。2007年度の第86回大会で流通経済大柏高(千葉)のエースとして全国制覇を成し遂げ、自身も大会得点王に輝いたFW大前元紀(清水)。翌2008年度の第87回大会で1大会最多得点記録を更新する10ゴールを挙げ、鹿児島城西高(鹿児島)を準優勝に導いたFW大迫勇也(ケルン)。2人の選手権得点王に高校時代の思い出、選手権という大会の持つ意味などについて聞いた。

―大迫選手が高校2年生のときの全国高校選手権で得点王に輝いたのが、当時高校3年生だった大前選手でした。年齢は一つ上ですが、当時の大前選手、流通経済大柏高の印象はありますか?
「僕は普段からあまりテレビとかを見ていなかったんですが、それでも大前選手の名前はよく耳にしていました。それぐらい大きな大会でたくさん点を取っていた選手だと思いますし、1学年上にはこういう選手がいるんだなというのはずっと思っていました」

―大前選手から大迫選手への質問も預かっていますので、いくつか質問させてください。一つ目が『選手権で得点王になる自信はありましたか?』という質問です。
「あまりそういうことは考えないほうでしたね。1試合1試合、積み重ねていくことしか考えていなかったですし、それは今も変わらないですね」

―2つ目は『チームの中ではどんな存在でしたか?』という質問です。
「どんな存在だったんでしょう(笑)。自分ではよく分からないですけど、チームでは自由にさせてもらっていたので、チームメイトにはすごく感謝しています」

―次は『同い年の選手でライバルはいましたか?』という質問ですが……。
「あまりそういうのでメラメラするタイプではなかったので(笑)。だれにも負けたくはないですけど、『こいつはライバルだ』みたいな選手はいなかったですね」

―最後は『俺ら(大前選手のいた流通経済大柏)の試合を見ていましたか? 見ていたらどんな印象ですか?』という質問です。
「大前選手もそうですが、比嘉(祐介)選手も印象に残っていますね。すごい(顔の)濃いやつがいるなって(笑)。先ほども言いましたが、僕は昔からあまり試合を見るほうではなかったんですよね。鹿児島で生まれ育って、プロの試合が毎週末、地元で行われているわけではなかったですし、年に一回、ジュビロとかが来るぐらいだったので。見るより、するほうが多かったですね」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください