見つめる先にはA代表、そしてアーセナル…FW浅野拓磨「チームでの結果が全てにつながる」
ゲキサカ / 2017年1月25日 11時45分
激動の1年を過ごした。所属クラブは広島からアーセナル、そしてシュツットガルトへと変わった。また、1月のAFC U-23選手権を制して五輪出場を決めると、8月にはリオデジャネイロ五輪本大会で世界の猛者を相手に戦い、A代表ではW杯アジア最終予選に出場するなど、日の丸を背負って痺れるような試合を経験してきた。多くのことを経験した16年をFW浅野拓磨はどう振り返り、17年につなげていこうとしているのだろうか――。
アーセナルの選手だけど
僕は「すごい選手ではない」
――16年はアーセナルへの移籍、そしてシュツットガルトへの期限付き移籍。リオデジャネイロ五輪出場にA代表初ゴールといろいろなことがあった1年でしたね。
「16年は本当にいい経験ができたし、濃い1年でした。年始の五輪アジア最終予選から始まり、自分にとっても大きな出来事がずっと続きましたからね。一つひとつの経験は自分の成長につながることばかりでしたが、結論から言うと、まったく納得ができなかったし、もっともっとやらないといけないと思えた1年でした」
――納得のいかなかった部分とは?
「簡単に言えば、結果を全然残せなかったことです。シュツットガルトではもっと結果を出せると思うし、結果を残さないといけないのに、納得のいくゴール数を残せていません(13試合2得点)。それにA代表にも呼んでもらえるだけでなく、試合に出させてもらってゴールを決めるチャンスもたくさんあったのに、それを結果に結び付けられなかった。FWとして一番分かりやすい結果はゴールだし、チームの勝利に貢献するためにも、もっともっとゴールを決めないといけない。それがFWとしての仕事だし、1年を通して結果をもっと求めていかないといけないシーズンだったと思っています」
――「ゴールにこだわる」という考えは日本にいるときから変わらない部分ですね。
「やっぱり、一番前のポジションでプレーしている限り、そこはブレるべきものではありません。サッカーをやっていて、喜びを感じることがあれば、悔しさを感じることもありますが、それを感じられるのも自分の中では勝利とゴールがすべてだと思っています。自分がゴールを決めてチームが勝てば最高に気持ちがいいし、自分にゴールがなくてチームが勝っても納得のいくゲームではなく、さらにチームが負けたら悔しさばかりが残りますからね」
――シュツットガルト加入後はなかなか結果が出ませんでした。
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