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「あのしなやかさを手に入れたい」完全復活期す武藤嘉紀が追求する“理想のカラダ”とは

ゲキサカ / 2017年2月16日 12時33分

―武藤選手の中で方向性が見えてきたのはいつごろでしょうか。
「高校1年から2年のときですね。当時はサイドバックをやっていました。本当は前のポジションで勝負したかったんですけど、監督から『サイドバックに挑戦してみろ』と言われていた時期でした。サイドバックだと、マッチアップする相手のサイドハーフはそのチームの核となる選手が多いんですよ。うまくて、強くて、年齢も上だったりして、そういう選手と対峙したときにフィジカルでかなわなくて、そのときに始めないといけないなと思いましたね。とにかく最初は監督やコーチ、トレーナー、フィジカルコーチに教えてもらったことを続けていました。クラブユースということで、器具もそろっていましたし、良い環境にいられたと思っています」

―ユースからトップチームに昇格せず、大学進学を決断したのも、そういうフィジカル面を考えてのことだったんでしょうか。
「そこは考えていましたね。自分がここ(プロ)で戦うにはまだ早いと思いました。心の準備もそうですし、カラダの準備もまだできていないと、自分自身で思っていました」

―当時はとにかくカラダを強くする、大きくするというイメージでしたか?
「そのときはそういうふうに考えていました。カラダのバランスや、何かが崩れるかもしれないとか、そういうことは考えられていなくて、とにかくカラダを強くしないといけないというイメージでした。大学生になってからはがむしゃらにやりましたよ。とにかくカラダを大きくしよう、強くしようということだけを考えていました」

―今はまた違う考えになったのですか?
「これだけハードなスケジュールになると、やりすぎてしまっても、自分の体の負担になります。かといって、やらなかったら弱まってしまうので、そこのバランスは考えますね。それと、柔軟性を意識しています。2016年は自分自身、リハビリの時期が長くて、筋トレなどで筋力を強化することばかり考えてしまって、筋肉の柔軟性が少し失われてしまったのかなと反省しています」

―柔軟性を身につけるために取り入れていることはありますか?
「ヨガですね。鍛えるだけだと、筋肉が固まってしまって、動きを抑制することにもなりかねません。強靭かつ柔軟な筋肉を手に入れたいという思いがあって、そこが今、目指しているところですね」

―いつごろからヨガを始めたのですか?
「まだ初心者で、自分のモノにはできていません。去年は試合に出場する時間も少なかったので、ヨガの効果を感じるまでには至りませんでした。今年は毎日、積み重ねていきたいですね。筋トレだけでなく、ヨガのような柔軟性を出すトレーニングも積極的に取り入れていきたいと思っています」

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