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「あのしなやかさを手に入れたい」完全復活期す武藤嘉紀が追求する“理想のカラダ”とは

ゲキサカ / 2017年2月16日 12時33分

―武藤選手はドリブルやスピードが持ち味のプレースタイルですが、体を重くすることは決して良いことではないですよね?
「良いことではないですね。昨年は自分自身、そういうバランスを考えられていませんでした。膝をケガしたこともあって、膝の周りを強くしようと、そこに一生懸命になりすぎてしまった。力を抜くことだったり、柔軟な筋肉をつけることを少し忘れてしまっていたんです。そこはもったいなかったと思いますが、このケガがあったからこそ気づけたことでもあります」

―ドイツに行ってから変わった部分もありますか?
「ドイツの選手はダンプカーみたいですから(笑)。普通の乗用車に大型のトラックが突っ込んでくる感じですよ。そもそも体格も骨組みも違うんです。そういう選手たちに対して自分がいくら強さを身につけたしても、もともとの重さや骨の強さが違うから、そこでは勝ち切れない。190cm以上の選手を背負うこともあるわけですから。そのとき何が必要かと言ったら、それをいなせる力。ガツンとぶつかったときに、それをいなして次のプレーにつなげられればというイメージを持っています」

―単純に力対力で挑んでも仕方がないと。
「僕はそこをはき違えていました。相手が強いから自分も鍛えようと思って頑張りすぎてしまった。海外の選手と戦うとなったら、それだけではダメで、柔軟性も必要になります。トレーニングしなくていいという意味ではないですよ。強くして、かつ柔軟性を身につける。柔らかい筋肉をつけるのが今の目標ですね」

―それはケガをしたから気づけたことでもあるんですか?
「そうですね。一度、自分の体をすべてトレーナーに見てもらいました。ケガをしたことで股関節が固まっていたり、可動域が狭まっていたり、動きづらいカラダになっていました。下半身が強くても、上半身が弱かったらそれだけでブレが生じますし、前が強くて後ろが弱かったら、前には強く行けても背後には弱い選手になる。そういうバランスを整えていかないといけないと思っています」

―カラダづくりという意味では練習の際には必ずアミノバイタルを摂っているそうですね。
「はい、大学生のころにプロテインをいろいろ試して、プロになってからアミノバイタルを飲み始めました」

―練習中はテックフィットを着ているんですか?
「練習でも試合でも着ていますよ。パフォーマンスも変わると思いますし、体に圧着されているから自分の筋肉の状態が分かるんですよ。筋肉が張っているなとか、自分のカラダの変化に気づきやすいというのもあります」

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