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“目指すべき場所”は小6から変わらない…「満足したら終わり」、京都FW岩崎悠人が思い描く未来

ゲキサカ / 2017年3月16日 9時49分

京都サンガF.C.のU-20日本代表FW岩崎悠人

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 高校ナンバーワンストライカーの看板を引っ提げて、京都橘高から京都サンガF.C.に加入したFW岩崎悠人。U-20日本代表にも名を連ねる快足アタッカーが、プロサッカー選手として第一歩を踏み出した現在の心境、そして5月に開催されるU-20W杯への熱い思いを語った。

アジア王者になったときより
サンガデビューの反響が大きかった

――高校時代に3年間過ごした地がホームとなる京都への加入が昨年8月に発表されました。改めて京都加入を決断した理由を教えて下さい。
「大きな理由は2つあります。まずは強化部の方々が本当に僕のことを考えてくれたことです。サッカー選手として成長するためにどうすべきかだけでなく、生きていく上で大事なことなどもアドバイスしてもらいました。特に印象に残っているのが(強化本部長の)細川(浩三)さんの『人が財産』という言葉で、このクラブに良い選手が来てくれることこそが財産だという意味のようで、その言葉に感動したし、その言葉を掛けて下さったことが本当にうれしかった。だから、そういう人たちについていきたいという思いになったし、もう1つの理由として、高校3年間を京都という地でプレーさせてもらい、本当に成長できたと思っているので、サンガでプレーして京都に恩返ししたかったからです」

――プロ入りを決断した際、プロで生き抜いていく自信というのは?
「当然、ありましたね。年代別代表に呼ばれてプレーしたとき、チームメイトにはプロのメンバーが多かったけど、その中で自分の特長となる運動量やスピード、泥臭さは通用していると感じたので、自信を持ってプロでもやっていけると思っていました」

――2月26日の山形との開幕戦でいきなりJリーグデビューを飾りましたが、周囲からの反響も大きかったと思います。
「正直、(昨年10月の)AFC U-19選手権で優勝したときよりも、プロデビューした時の方が反響があったかもしれません(笑)。開幕戦では今までお世話になった方や僕に携わってくれたいろいろな人がスタジアムに足を運んでくれたし、試合に出たときにはサポーターの方からも大きな拍手をしてもらった。本当に多くの方に応援してもらえているんだと実感できたし、サンガのデビュー戦の反響はすごかったと感じています」

――後半14分に交代出場して、同45分にはFWケヴィン・オリス選手の得点をアシストして結果を残しました。
「う~ん…。あれは結果ではないかなと思っています。ケヴィンの得点場面は、ああいうボールを蹴りたくて蹴れたわけでなく、『少し強めに』と思っていたけど、なぜか分からないけど力が抜けて、結果的にああいうボールになっただけです。ケヴィンが決めてくれたからアシストという記録はついたけど、あれは蹴っただけなので結果とは違うかなと思います」

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