人生を変えた“高2の決断”…湘南MF神谷優太「大事なのは目の前の一日」
ゲキサカ / 2017年3月22日 7時30分
――さらなる飛躍を狙った2年目の今季は開幕から2試合連続でベンチ外となり、第4節まで出場機会がありません。
「こういう時期も大切だと思っています。ベンチに入っていないときだからこそ、何をしないといけないかをより考えるし、逆に成長するときなのかなと自分の中で思っています。『ここが足りない』『もっとここを練習しないと試合に出られない』ということが明確になり、今やらなければいけないことがたくさんあるんだと実感しています」
――湘南での背番号は28から7に変わりました。かつて中田英寿選手が着けていた番号でもあり、クラブからの期待の大きさも感じると思います。
「湘南を昔から応援しているサポーターから『偉大な番号』と言われているし、僕自身もそれは感じています。新しい番号を言われたときにはうれしさが大きかったけど、『期待されている』と感じるのと、うれしさ半分、『もっとやらないといけない』という責任感が強くなりました。7番に近付くプレーをしていかないといけないと感じていますが、番号に気を取られ過ぎず、逆に7番が自分を成長させてくれるはずだと思うようにしています」
――背番号にこだわりは?
「僕は年代別代表でも7番を着けさせてもらい、湘南でも7番を頂くことができたので、『7』という数字がものすごく大事になってきました。昔はあまり番号を気にしていませんでしたが、ここまでいろいろと『7』と縁があることで、『7』にこだわりを持つようになったし、ここまできたら7番を自分の番号にできるようにしたいですね」
踏み出した新しい一歩
改めて気付いた仲間の大切さ
――高校時代は、青森山田高で10番を背負っていましたね。
「偉大な先輩方が着けていた番号で、すごく重みがありました。試合に出て結果を残さないといけない、目立たないといけない背番号だと思っていたので、より一層サッカーに打ち込めました。重みのある番号でしたが、その番号を背負えたことで自分の成長にもつながったと思っています」
――今年度の全国高校選手権では、神谷選手の1つ下の代が中心となり、青森山田が悲願の初優勝を飾りました。
「うれしい気持ち半面、嫌だなって思いましたよ(笑)。(黒田剛)監督が初優勝したことはすごくうれしかったけど、自分たち(ベスト4)を越えられたら正直、嫌だなって気持ちがあったし、俺たちの代の方が良かったじゃないかと思ったりしました(笑)。だから悔しい気持ちがあったのは間違いないけど、素直におめでとうと言いたいし、一緒にプレーしていた後輩たちが選手権を制したことで、本当に刺激を与えてもらいました。その時期、僕はケガをしていたけど、『早くサッカーをやりたい』『早くピッチに立ちたい』という気持ちがより強くなり、相当気合いが入りましたね」
この記事に関連するニュース
-
湘南内定の神戸弘陵FW石橋瀬凪は夏の経験を糧に。厳しいマークを乗り越える術、力を身に着けて選手権、プロの世界で躍動する
ゲキサカ / 2024年8月21日 14時37分
-
[関東]親友・松木玖生の海外移籍も大きな刺激に。苦悩の2年間を過ごしてきた東海大DF丸山大和に漂う「3年目のブレイク」の予感
ゲキサカ / 2024年8月19日 11時59分
-
強豪校10番、J誘いも「自分は大したことない」 大物18歳に衝撃…諦めた高卒プロ「こんな違う」
FOOTBALL ZONE / 2024年8月17日 7時40分
-
「9月にも選ばれたい」パリ五輪で躍動の小久保玲央ブライアンが日本代表へ意気込み、シント=トロイデンでの飛躍誓う「プロとしての人生がいよいよ始まる」
超ワールドサッカー / 2024年8月14日 23時10分
-
「正直もう入るわけない」五輪直前に“鹿島構想外” 23歳が陥った運命…移籍決断の舞台裏【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月2日 19時50分
ランキング
-
137歳の鈴木孝幸、すずしく静かに連日のメダル喜ぶ「ベストを尽くして取れた『色』」
読売新聞 / 2024年8月31日 19時10分
-
2【パリ・パラリンピック】バサロの窪田幸太が銀メダル!荻原虎太郎は8位 男子100M背泳ぎ
スポニチアネックス / 2024年9月1日 1時40分
-
3米競泳選手「障害否定しないで」 クラス分けにSNSで疑問の声
共同通信 / 2024年8月31日 17時33分
-
4大谷翔平「43-43」達成弾! 通算204勝レジェンドOB衝撃「どのスタジアムでも関係なく…」
スポニチアネックス / 2024年8月31日 13時58分
-
5パラ陸上の「開拓者」39歳中西麻耶、またもメダル届かず…今後は「家族会議をして決めようかな」
読売新聞 / 2024年8月31日 21時56分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください