高徳途中出場のHSVが劇的勝利で残留圏浮上、大迫欠場のケルンに競り勝つ
ゲキサカ / 2017年4月2日 1時58分
[4.1 ブンデスリーガ第26節 ハンブルガーSV2-1ケルン]
ブンデスリーガは1日、第26節2日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでFW大迫勇也の所属するケルンと対戦し、2-1で競り勝った。酒井は3試合ぶりのベンチスタートとなり、後半25分から途中出場。日本代表のUAE戦で左膝を負傷した大迫は今季初のメンバー外となった。
今季通算22ゴールで得点王争いを繰り広げているFWアントニー・モデストが開始早々にチャンスを迎えた。前半1分、左サイドを駆け上がったMFコンスタンティン・ラウシュのクロスがDFに当たってゴール前にこぼれたところをモデストがオーバーヘッドキック。至近距離からの決定機だったが、クロスバーを越え、先制のチャンスを逃した。
すると前半13分にハンブルガーSVが先制点を奪う。左サイドのFKから短くつないでMFルイス・ホルトビーが前線に浮き球のパス。これに反応したFWボビー・ウッドがドリブルでPA内に進入すると、ウッドはDFにつぶされたが、こぼれ球をMFニコライ・ミュラーが素早く左足で押し込み、GKティモ・ホルンの股間を抜いてゴールネットを揺らした。
ケルンはモデストが厳しいマークに遭うが、逆に周囲の選手がフリーになることでチャンスをつくる。前半25分にはMFクリスティアン・クレメンスの右クロスからモデストがつぶれ役となり、その背後でフリーになったMFミロシュ・ヨイッチが豪快なダイビングヘッドをゴールに突き刺し、1-1の同点に追いついた。
ハンブルガーSVは1-1で折り返した後半開始から立て続けに交代カードを切り、後半25分には最後の交代枠でMFワラシに代えて酒井を投入する。そのままダブルボランチの一角に入った酒井は同30分にワンツーでPA内に切れ込むが、オフサイドの判定。激しいデュエルが続く中、試合終了間際に劇的な決勝点が生まれた。
後半アディショナルタイム、DFデニス・ディークマイアーの右クロスからGKホルンが弾いたボールをMFフィリップ・コスティッチが左足ボレー。ここはホルンが好セーブを見せるが、クリアし切れず、ゴール前のこぼれ球をホルトビーが左足で蹴り込んだ。
土壇場で2-1と勝ち越したハンブルガーSVは2試合ぶりの白星で4戦負けなし(3勝1分)。入れ替え戦ラインの16位から暫定ながら13位にまで順位を上げ、1部残留へ大きく前進した。
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